「ok」の意味
日本語の「ok」
まずは日本語での「ok」の意味を見ていきましょう。日本語の「ok」は非常に多くの意味を持っています。
例えば、指示や意見に対しての賛成や同意。いわゆる「了解」ですね。あるいは問題ない、ばっちりというニュアンスでも使われます。さらには好調、調子が良いことまで表します。
英語の「ok」
英語の「ok」にも日本語と同じように賛成や同意の意味があります。了解やわかった、という返事ですね。
その他にも「don`t mind」のように「大丈夫です。」「気にしないで。」という意味もあります。謝罪を受け入れる時や気を使われた時にも「ok」を使います。
英語の「ok」の本質は許可や許容、許しです。「そのままで大丈夫」なので、賛成や同意につながります。同様に、「このままで良いから、気遣い無用」という意味になります。
意味の比較
日本語の「ok」と英語の「ok」、この両者の意味を比べてみましょう。結論から言えば、英語の方が用途が広く、ネガティブで程度が低めです。日本語の「ok」が80点以上の合格点なら、英語の「ok」はあくまでも60点から80点までの及第点を表します。
日本語の「ok」に当たるのは、英語では「ok」ではなく「all-right」だと言われています。車庫入れやキャッチボールの「オーライ」です。
一方英語の「ok」は日本語では「まあ、いいよ。」「悪くはない。」くらいだそう。許容範囲や妥協ラインであって満足できるとまでは言えないレベルですね。
「ok」の使い方
日本語
英語
「ok」の表記ゆれ
「ok」の書き方は一種類ではありません。いくつもの表記ゆれがあります。中でも代表的なものを紹介しましょう。
- OK
- O.K.
- Okay
- okay-dokey
- okie-dokie
「ok」の由来
「ok」の由来は1800年代のボストンの新聞だと言われています。当時は言葉を省略した暗号めいた表記が好まれていたらしく、「all collect」が「oll kollect」を経て「OK」と変化したようです。
その後の広まり方が非常に急だったため、世界各地で様々な逸話が由来として語られています。特に、米国文化をあまり好まない国では起源を自国の言葉やラテン語に求めることが多いそう。
現在の日本では、ボストンで生まれた後、アメリカ大統領マーティン・ヴァン・ビューレンのあだ名「Old Kinderhook」にかけたものとして広まったという説が一般的です。