「差し出がましい」とは?意味や使い方を類語を含めてご紹介

「差し出がましい」とは、「度を越えて他人のことにかかわるさま、でしゃばりな感じ」を表す形容詞です。この記事では、「差し出がましい」の意味や使い方、類語をご紹介します。また、「差し出がましい」を使った例文と、英語表現をご紹介します。

目次

  1. 「差し出がましい」の意味
  2. 「差し出がましい」の使い方
  3. 「差し出がましい」の類語
  4. 「差し出がましい」を使った例文
  5. 「差し出がましい」の英語表現
  6. 「差し出がましい」は上品な印象を与える言葉

「差し出がましい」の意味

「差し出がましい」とは、「度を越えて他人のことにかかわるさま、でしゃばりな感じ」を表す形容詞です。具体的には、相手にとっておせっかいなことを言ったり、自分の本分を超えてでしゃばる様子、余計なことをする様子、に対して使われる言葉です。

「差し出がましい」という言葉の由来は、古語の「差し出づ」という言葉からきています。「差し出づ」とは「でしゃばる」、「出過ぎたことをする」という意味の古語です。「差し出づ」に、「~らしい」、「~みたい」という意味の接尾語である「がましい」がついて、「差し出がましい」という言葉になりました。

「差し出がましい」の使い方

「差し出がましい」は形容詞なので、基本は名詞を修飾するように使います。たとえば、「彼は差し出がましい人だ」といったように使います。

また、「差し出がましいようですが…」のように、相手にとっておせっかいになるかもしれないことを言うときのクッション言葉として使うこともできます。

「差し出がましい」の類語

「差し出がましい」の類語表現として、「おこがましい」という言葉があります。「おこがましい」とは、「思いあがっているさま」を指す形容詞です。こちらも、「おこがましいことを言うようですが」という風にクッション言葉として用いることができる言葉です。

「差し出がましいようですが」は「おせっかいですが」、「余計なことですが」というニュアンスがあるのに対し、「おこがましいようですが」には「見のほどをわきまえていませんが」「分不相応ですが」というニュアンスが含まれています。

「差し出がましい」が自分にも相手にも使えるのに対して、「おこがましい」は自分に対してしか使うことができません。

「おこがましい」のほかの「差し出がましい」の類語は、「おせっかい」「押しつけがましい」「出しゃばり」といった表現です。

「差し出がましいようですが」をストレートに表現すると、「おせっかいですが」という表現になります。「出しゃばり」はさらに押しつけ度合いが強い場合に使われる表現です。相手のプライバシーに押し入るほどの無遠慮さに対して使われる言葉です。

「差し出がましい」を使った例文

上述した通り、「差し出がましい」という表現は自分に対しても他者に対しても使うことができます。ここでは、「差し出がましい」を使った例文を、自分に対して使う場合と相手に対して使う場合に分けて解説します。

自分の言動に対して使う場合

「部長、差し出がましいようですが、資料の数字が間違っているようです。正しくは○○ではございませんか?」

相手が上司で自分が部下の場合、相手の顔を立てつつミスを指摘することができます。

相手の言動に対して使う場合

「○○さん、今の言葉はちょっと差し出がましいんじゃないかな。今後は控えたほうがいいと思うよ。」

相手の出過ぎた行動に対して、反省をうながす際に使える言葉です。

「差し出がましい」の英語表現

「差し出がましい」の英語表現には、“I’m afraid this is none of my business,~”(お節介のようですが)、“At the risk of sounding too forward,~”(おこがましいようですが)があります。

もしくは、“I don’t mean to disagree with you, but ...” (反論するつもりはないのですが)と表現することもできます。

英語表現でも、抗議や反論をするときのクッション言葉として「差し出がましい」は使われています。
 

「差し出がましい」は上品な印象を与える言葉

上述した通り、「差し出がましい」は、古語の「差し出づ」に由来する言葉です。現代語では、「差し出る」、「出しゃばる」という言葉に当たります。

「差し出がましい」が「差し出る」と異なるのは、「差し出がましい」が「~のような」という断定を避けるニュアンスを持っている点です。そのため、相手との関係を悪くするのを最大限防いで、相手に耳の痛いことを言うことができるのです。


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