「必死チェッカー」とは?意味や使い方をご紹介

インターネット掲示板「5ちゃんねる」で「必死チェッカー」という言葉を見かけたことはありませんか?「必死チェッカー」はID情報をもとに特定の人物の書き込み履歴を確認できるWeb上のサービスです。ここでは「必死チェッカー」の詳しい意味や使い方についてご紹介します。

目次

  1. 「必死チェッカー」の意味
  2. 「必死チェッカー」の使い方
  3. 「必死チェッカー」の目的
  4. 「必死チェッカー」の名前の由来
  5. 「必死チェッカー」もどきとは?

「必死チェッカー」の意味

必死チェッカー」とはインターネット掲示板「5ちゃんねる」への書き込み数や内容などをWeb上でチェックできる無料のサービスのことを言います。ID検索を利用することで特定のユーザーに絞ったチェックをすることも可能です。

5ちゃんねるに書き込むと「ID」が発行され、書き込み日時と一緒に表示されます。このIDは書き込んだ人のIPアドレス等をもとに作られており、日付が変わらない限り同一人物による書き込みには同一のIDが表示されます。この仕組みを利用しているのが「必死チェッカー」です。

「必死チェッカー」の使い方

「必死チェッカー」の基本的な使い方ですが、まずはサイトのトップページ(http://hissi.org/)へアクセスし、左のサイドバーから調べたい掲示板名称(例:ニュース速報など)をクリックします。

するとIDまたはトリップを入力する画面が表示されますので、IDなどを入力して検索ボタンを押します。これで調べたいユーザーの書き込み履歴が表示されます。

なお「必死チェッカー」と聞いて意味が通じるのは、ある程度5ちゃんねるに精通している人のみです。ややマニアックな用語なので注意しましょう。

「必死チェッカー」の目的

「必死チェッカー」を使う目的は様々ですが、もっとも多いのは「他のスレッドではどんな書き込みをしているのか」というチェックです。特定の人物を攻撃する際のネタ集めとして使われます。

たとえば5ちゃんねるのスレッドにて腹の立つ書き込みをした人物がいて、その人物に反撃をしたいと仮定します。

そんなときに「必死チェッカー」を使って当該人物の書き込み履歴をチェックし、おかしな書き込みや恥ずかしい書き込みが見つかれば、その内容を晒して当該人物を攻撃します。

陰湿な手法ではありますが、5ちゃんねるではこのようにして相手に攻撃・反論することがよくあります。匿名掲示板だからといって好き勝手に書き込んでいる人がいますが、このようにID情報から過去の書き込み内容を知られる可能性がありますので、油断は禁物です。

「必死チェッカー」の名前の由来

「必死チェッカー」という名前の由来については、とくに名言されている訳ではありませんが、必死な人物をおちょくるネット掲示板特有の文化が関連していることは想像に難くありません。

5ちゃんねるには、繰り返し何度も掲示板スレッドに書き込む人物を「お前必死だなww」「必死乙ww」といったように煽る風潮があります。顔を真赤にしてムキになってキーボードを叩いている様子を想像して小馬鹿にするのです。

このような「必死な」人物を特定できる機能を持ち合わせていることから「必死チェッカー」という名前が付けられたのではないでしょうか。

もっとも、「必死チェッカー」を使ってまで書き込み履歴を確認する側のほうが、ある意味「必死」とも言えます。「必死チェッカー」という名称は、「必死に書き込んでいる」側と「必死に特定しようとする側」双方の意味を含んだ見事なネーミングと言えます。

「必死チェッカー」もどきとは?

「必死チェッカー」は2005年の2月末頃より更新が途絶えています。現在では事実上の後継サービスである「必死チェッカーもどき」が使用されています。

「必死チェッカーもどき」は2019年現在でも更新を続けており、5ちゃんねる住人の快適な掲示板ライフを支えています。


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