「ケンモメン」とは?意味や使い方をご紹介

みなさん、「ケンモメン」という言葉を聞いたことはありますか?「ケンモメン」とは、インターネット掲示板「5ちゃんねる」の「ニュース速報(嫌儲)」板を利用する人たちのことを指します。ここでは「ケンモメン」の意味や使い方について紹介します。

目次

  1. 「ケンモメン」の意味
  2. 「ケンモメン」の使い方
  3. 「ケンモメン」の由来

「ケンモメン」の意味

「ケンモメン」とはインターネット掲示板「2ちゃんねる(現在の5ちゃんねる)」の「ニュース速報(嫌儲)」板を利用する人たちのことを指す言葉です。ちなみにケンモメンを表す顔文字「(ヽ´ん`)」も存在します。

「嫌儲(けんもう)」とは、「お金儲けをしている人を嫌う民」のことを指す造語です。「嫌儲(ケンモウ)の民(ミン)」もしくは「嫌儲(ケンモウ)の男(メン)」から「ケンモメン」と呼ばれるようになりました。

ここで言う「お金儲け」とは、2ちゃんねるの転載をメインコンテンツにして閲覧数および広告収益を得る「アフィリエイトブログ」や「まとめブログ」のことを指します。

「ケンモメン」という言葉は、現在では「2chの嫌儲板の民」という意味だけでなく「アフィなどで儲けるのが嫌いな民」として広い意味で使われることがあります。

「ケンモメン」の使い方

「ケンモメン」は2ちゃんねる掲示板内で使います。その他の媒体や日常会話などではほぼ使う機会は無いでしょう。

(A)

さすがケンモメンは言うことが違うなぁ

(B)

ケンモメンの前でハゲネタはご法度だぞ

「ケンモメン」の由来

「ケンモメン」が生まれたきっかけは、アフィリエイトブログ(まとめブログ)と掲示板住人との確執です。

2005年頃より2ちゃんねるの転載をメインとしたアフィリエイトブログ(まとめブログ)が有名になりはじめ、これまで2ちゃんねるのことを知らなかった層が一気に掲示板に流れ込みました。

その結果、空気の読めない書き込みや荒らし行為が増えてしまい、掲示板の治安が悪化してしまいます。すると、一部の掲示板住人のなかには「まとめサイト・アフィブログが諸悪の根源だ」と主張する人たちが現れはじめました。

そうした流れを受けて2007年には、アフィブログへの転載の禁止をルールに掲げた「ニュース速報(嫌儲)」板が誕生します。

こうして嫌儲の民は新しく設立された板に移住することになり、ケンモメンとして知られるようになったのです。


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