「ハムハムポーズ」とは?
「ハムハムポーズ」とは、ハムスターの口をマネして、下唇を「ハムっ」と噛む仕草を指します。この「ハムっ」が重要で、あまり強く噛みすぎないのが特徴です。
「ハムハムポーズ」は、主に自撮りをする時や友達とプリクラを撮る時などに用いられます。また、照れた感じや寂しげに見え、それが可愛らしいということで、好きな男性の前で「ハムハムポーズ」をする人もいるようです。
「ポーズ」とはそもそも「姿勢」のことですが、「ハムハムポーズ」は姿勢ではなくキメ顔の部類なのです。
ハムハムポーズでの一枚! #agqr #nolsol pic.twitter.com/fESxh4w1gy
— 井澤・立花 ノルカソルカ (@nolsol_qr) August 30, 2016
流行した時期
「ハムハムポーズ」は若い女性を中心に、2015年頃に流行していました。それ以前までは、アヒル口やてへぺろポーズが人気でした。
有名人の「ハムハムポーズ」
「ハムハムポーズ」をする芸能人も当時多くおり、たとえば元NMB48の山本彩さん、元ももいろクローバーZの有安杏果さんなど、女性アイドルがする印象がありました。
男性アイドルも!?
一方で、女性だけでなく、実は男性アイドルも「ハムハムポーズ」をしていました。嵐の櫻井翔さん、関ジャニ∞の横山裕さん、同じく関ジャニ∞の錦戸亮さん、AAAの西島隆弘さんなど、いわゆるイケメンアイドルとされる人たちです。イケメンはどんな表情をしても様になる、ということですよね。
「ハムハムポーズ」と同時期の人気ポーズ
「ハムハムポーズ」と時期を同じくして流行していたポーズは、他にも多く存在します。
虫歯ポーズ
虫歯ポーズとは、片手を頬に当てるポーズで、その様子がまるで虫歯を痛がっているように見えることに由来しています。
当時、虫歯ポーズをキメてファッション雑誌の表紙を飾るモデルさんも多く、それを見て「歯が痛いの?」「歯医者に行ったら?」といった、からかいのTwitter投稿も頻繁にありました。虫歯ポーズは、小顔効果がある、ネイルが綺麗に見える、などのメリットも存在して話題になりました。
カッパ口
カッパ口とは、空想上の生き物とされる“カッパ”の口をマネて、唇を少し隠し気味にV字の口にすることです。アヒル口ほど「あざとさ」がない、という意味でも人気があり、有名人だと、女優・能年玲奈さんや、モデル・トリンドル玲奈さんがカッパ口をしていたことでも話題となりました。
魚口
魚口とは、口を半開きにし、同時に歯をちらりと見せる表情のことです。この表情がクールな印象与えるためか、ハリウッドセレブの間で人気を博し、ジェニファー・ロペスやヴィクトリア・ベッカム、マイリー・サイラスなどが魚口を披露していました。
元々、2007年に女優のキーラ・ナイトレイが魚口をしてカメラに写っていることが取り上げられ、じわじわとこの魚口が広まったようです。
ちゅん顔
ちゅん顔とは、無防備な瞳で相手を見つめ、これに加えて唇をかすかに開く、少し物欲しそうな表情のことです。
唇がかすかに開いていることによって、隙がありセクシーに見え、どこか放っておけない印象を与える狙いがあります。あからさまに狙ったキメ顔にはならず、自然な可愛さを演出できるので、SNS上でも大変人気でした。
「ハムハムポーズ」の男性ウケ
インターネット上では、「ハムハムポーズ」は男性からの評判も良いとのコメントが多く見受けられます。
- 「寂しさを我慢していてカワイイ」
- 「下唇を噛んで顔を真っ赤にするのが可愛い」
- 「いじらしい感じにグッとくる」
- 「帰り際にバイバイって言ってからいつも唇を噛む彼女をみると、好きだなって思う」