「グリード(greed)」とは?
「グリード(greed)」とは「貪欲」「欲深さ」「食い意地」など強欲であることの意味をもつ名詞です。一般的には欲深い事に対しての非難のニュアンスを含みます。
学習レベルとしては大学以上の水準になるため、高いレベルの英単語に分類されます。また、「強欲」であるという意味から、アニメなどでキャラクターの名前や、作品のタイトルなどに使われることも多いようです。
「グリード(greed)」の使い方
- greed for money(金銭欲)
- a man driven by greed for money(金の亡者)
- personal greed(私利私欲)
- I don't really have greed.(あまり物欲がありません。)
「グリード(greed)」と「グリーディー(greedy)」
「グリード(greed)」は「グリーディー(greedy)」の逆形成でうまれた英単語です。逆形成(逆成)とは造語法の一つで、普通の派生の逆の手順で新しい語がうみ出されることをいいます。本来は語尾でない部分を語尾として、「元の語」を作り出します。
【例】
- sightseeing→sightsee
- babysitter→babysit
sightseeingは、本来、sight+seeingを組み合わせた「観光」という意味の複合語です。逆形成され、動詞のsightsee(観光する)が新しく作られました。
また、動詞babysitは「(他の子供の)世話をする」という意味ですが、名詞のbabysitter(ベビーシッター)に由来しています。
同様に「グリード(greed)」も、形容詞「グリーディー(greedy)」の逆形成でうまれ、名詞として使われるようになった単語なのです。
「グリーディー(greedy)」の意味
「グリーディー(greedy)」は空腹を語源とし、強欲であることを意味する形容詞です。
【意味】
- 欲張りの
- 貪欲な
- がめつい
- ガツガツした
【使い方】
- greedy eye(貪欲な目)
- greedy man(強欲な人)
- You greedy pig!(この食いしん坊!)