「鬼女」とは?意味や使い方をご紹介

鬼女と聞くと山姥や鬼婆などを想像しがちですが、それは伝説上の存在ではありません。現代にも、世間をにぎわす事件や不祥事という獲物が目の前に現れるのをひっそりと待っている鬼女が存在するのです。ここではそうした鬼女の意味や使い方をご紹介します。

目次

  1. 鬼女とは?
  2. 既婚女性板とは?
  3. 鬼女が起こした騒動
  4. 鬼女を敵に回してはいけない

鬼女とは?

「鬼女(きじょ)」には2つの意味があります。1つめは女の姿をした鬼、または鬼のように恐ろしい女のことです。2つめは2ちゃんねるの既婚女性板を利用している人(住民)を指すインターネット上のスラングのことです。既婚女性を略した「既女」という言葉を変化させて「鬼女」と呼ばれるようになりました。「鬼女たち」「鬼女に関わってはいけない」といった使い方がよくされます。

既婚女性板とは?

既婚女性板の住民の話題は、家庭のことや芸能人の噂話、社会情勢、家族に対する愚痴などが大半を占めています。流行への敏感さと女性特有の情報ネットワークを駆使し、新製品や世間をにぎわすニュースにすばやく飛びつきます。

団結力と行動力にも優れており、大きな事件が起きればすぐさま情報を収集し、関係者の名前や住所などを特定することができます。そして関係者に電話をかけて誹謗中傷したり、インターネット上に個人情報を流出させたりすることもあります。

鬼女が起こした騒動

鬼女は情報収集、団結力にすぐれ、時に我々の常識を覆す強力な個性を持っています。鬼女がどういった人たちであるかを理解しやすいように、彼女たちが起こした有名な騒動を2つ取り上げてみます。

伝説の92

2ちゃんねるには様々な板(カテゴリ)があり、そのカテゴリごとにスレッド(話題テーマ)が設けられています。1つのスレッドには1000件までレス(コメント)をすることが可能です。そして人気のスレッドにはこれからご紹介するように、常軌を逸した人物が登場することも少なくありません。

本件の概要は次の通りです。とあるスレッドで「自分の不倫がバレたのですが、夫からもらえる慰謝料は減額されてしまいますか?」と質問する相談者が現れました。スレッドの住民たちは口をそろえて「いやいや、浮気したあなたが慰謝料を払うんだよ」と言いました。相談者は驚きました。「え、女性なのに払うんですか?」と。

住民たちは相談者の常識のなさに呆れ、怒り、批難し、また説得しました。それでも理解ができない相談者に対して住民たちはヒートアップしました。渦中のさなか今度は相談者の夫であるという人物が登場したことにより、スレッドは大いに盛り上がりました。夫であるという人物は住民に謝罪し、「妻がこんなに馬鹿だとは思わなかった」と嘆きました。

混乱した相談者は誰彼かまわず噛みつきます。「たしかに不倫していたが携帯電話を盗み見する夫の行為こそ犯罪ではないか」「自分も弁護士を立てるから費用を夫に請求できるか」と言いたい放題です。

やがてスレッド内でこっそり様子を伺っていた夫であるという人物が、相談者がこれ以上暴走するのは危険だと判断し、収束をはかります。そのことに逆上した相談者はスレッド内で夫であるという人物に「直接言え、こそこそ監視するな」と啖呵を切ります。

その後も相談者はひどい醜態をさらしたあげく、反省の色も見せないまま姿を消しました。この話は相談者のハンドルネームが「92」だったことから、伝説の92として現在まで語り継がれています。

花王の不買騒動

2000年代に入ってから数年の間、フジテレビを中心に韓流ブームが起こりました。あまりにもニュースやドラマ、音楽業界で韓流が取り上げられるので、ごり押しや偏向報道ではないかと問題視した一部の人々によってフジテレビに対するデモが起きました。

鬼女たちもこの話題に飛びつき、フジテレビのスポンサーである花王の商品を買わないことで韓流ブームを批判しました。鬼女たちはこうした不買運動を呼びかけ、電話でもクレームをつけました。それを受けてかは定かではありませんが、2012年には花王の社長が交代することとなりました。

鬼女たちを中心に不買運動が続いていましたが、花王の売上には影響が出ませんでした。花王が狙われた理由には、人々の生活に不可欠な商品が多く不買が起きれば大打撃を受けると予想されたことや、反日の企業だと以前から鬼女たちに目をつけられていたことなどが挙げられます。

鬼女を敵に回してはいけない

以上のことから、鬼女たちの個性や執念の強さがわかります。他にも数々のエピソードがあるので、興味がある人は調べてみてはいかがでしょうか。鬼女たちの恐ろしさは2ちゃんねる全体をみてもトップクラスだと言われています。下手をすると個人情報が割れてしまうこともあるので、間違っても面白半分で既婚女性板を荒らしてはいけません。決して敵には回さず、そういう人たちもいるんだなという程度にとどめておきましょう。

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