「賑々しい」とは?意味や使い方をご紹介

「賑々しい」という表現をご存知でしょうか。字面から何となく意味を察せられても、あまり見聞きせず、使ったことのない方は多いかと思います。ここではそんな「賑々しい」の意味や使い方などを、関連する表現も含め、順々に紹介していきます。

目次

  1. 「賑々しい」の読み方
  2. 「賑々しい」の意味
  3. 「賑々しい」の使い方
  4. 「賑々しい」に関連する表現
  5. 「賑々しい」と反対の意味を持つ表現

「賑々しい」の読み方

まず「賑々しい」は、「にぎにぎしい」と読みます。「賑」は音読みで、「しん」と読む字です。また「々」は漢字ではなく踊り字と呼ばれる、繰り返しの記号です。なのでこの言葉は、「賑賑しい」とも書かれます。

「賑々しい」の意味

「賑々しい」とは、非常に賑やかなことや、そういう様子を表します。「賑」の字を繰り返すことで、賑やかさを強調しているわけですね。

そして賑やかとは、人が多くて活気がある様子や、声や物音が盛んに聞こえる様子、よく喋ったり陽気な様子を表します。

もう少し噛み砕いて言えば、活気や物音については「ワイワイ、ガヤガヤしている」のようなニュアンスです。陽気については、明るい性格のような意味合いです。

「賑々しい」の使い方

たとえばお祭りの様子を指して、「賑々しい祭りだ」と使えば、「とても賑やかな祭りだ」というように伝わります。また「賑々しい人」は「とても賑やかな人」と、相手の態度や性格を表します。他には変化形で、「賑々しく」や、「賑々しさ」という表現もあります。

変化形について、「賑々しく出迎える」であれば、「とても賑やかに出迎える」という意味です。「賑々しさ」の場合は、「結構な賑々しさだ」というように使われます。

ただ「賑々しい」は比較的、普段の生活で見聞きする機会が少なく、ちょっと分かりづらいかもしれません。そういう方は似ていてよく使われる表現、「騒々しい」などに置き換えてみると、分かりやすいかと思います。

「賑々しい」に関連する表現

「賑々しい」に関連する表現には、「騒々しい」、「盛大な」、「人出の多い」、「お祭り騒ぎ」などがあります。

「騒々しい」

上述で置き換えの例として挙げた「騒々しい」は「そうぞうしい」と読み、この言葉には、以下の二つの意味があります。

  1. 声や物音が大きく、ザワザワしていること
  2. 事件などが起きて平穏な情勢ではなく、不安なこと

中でも1の意味が、「賑々しい」と似ていますね。ただし「賑々しい」は活気があるニュアンスが強めですが、「騒々しい」はうるさいというニュアンスが強めです。そういった部分を踏まえれば、使い分けやすいかと思います。1の意味では、「騒々しくて勉強に集中できない」などのように使われます。

また2の意味では「世間が騒々しい」というように使われ、こちらは実際に声や音がうるさくなくても、「世間が不安がってザワザワしている、そういう傾向がある」のようなことを表します。

「盛大な」

「盛大」は「せいだい」と読み、集会や催し物などの規模が大きく、華々しいことや、そういう様子を表します。

大規模で沢山の人が集まり、活気があるパーティーの場合、「賑々しいパーティー」は、「盛大なパーティー」と言い換えられますね。比べると「盛大な」は意味の通り、大規模というニュアンスが強めです。

「人出の多い」

「人出の多い」においての「人出」とは、多くの人が出て集まることを表します。そして多いという意味は重なりますが、「人出の多い」は正しい表現です。

たとえば「人出の多い遊園地」は、「多くの人が集まっている遊園地」という意味なので、「賑々しい」に通じるところがあります。他には変化形で、「ここは人出が多くて賑々しい」などのように使われます。

「お祭り騒ぎ」

「お祭り騒ぎ」とは、祭りが行われている、もしくは祭りが行われているかのような、派手な騒ぎのことを表します。

たとえば有名人が外を歩いていて、そこに沢山の人が集まって騒ぎになっていることを指して、「お祭り騒ぎだな」というように使われます。これはその騒ぎを、祭りに見立てているわけです。

「賑々しい」と反対の意味を持つ表現

「賑々しい」と反対の意味を持つ表現としては、「寂々とした」が挙げられます。「寂々」とは、静かで寂しいなどの意味を持っている言葉です。

使い方としては「寂々とした、誰の声も聞こえない場所」のように用いられ、「賑々しい」からは掛け離れていますね。


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