伊達マスクとは
伊達マスクとは、感染予防や花粉症対策などの健康衛生以外の目的で使用するマスクです。
伊達マスクの例文
- 伊達マスクを着用する
- 彼のマスクは伊達マスクだ
伊達マスクの「伊達」とは?
伊達とは、わざと派手な身なりをして見せびらかす事、見栄を張ること、粋な好みなどという意味で使われます。戦国武将の中でも独自の存在感を示す伊達政宗の、粋な身なりや振る舞いが語源であるという説もあります。
他にもこのような使い方をされています。
- 伊達男:おしゃれで粋な男性
- 伊達メガネ:視力矯正以外の目的で使用するメガネ
- 伊達ではない:みせかけだけではない
- 伊達巻:魚のすり身に卵黄を加えて焼き、厚く渦巻き状にしたもの
伊達マスクをする理由
近年国内では、感染予防や花粉症対策を目的として、マスクを着用する人が急増しています。世の流れであり、日本特有の動きです。
そんな中で、ノーメイクやコンプレックスを隠すためであったり、精神的な理由で伊達マスクをしている人も多いと言われています。要は、顔を隠すためのマスクです。
女性にとってはメイクをしていない時に顔を隠すことが出来る便利なアイテムです。マスクをしている時の方が美人に見えるというケースもありますよね。
最近では、コミュニケーションによる精神的負担を軽くするために伊達マスクをする人が増えていると危惧する声もあります。
伊達マスク依存症
伊達マスクを付けることによって、表情やコンプレックスを隠す安心感を得ようとする心理が進行してしまうケースもあります。
こんな人は伊達マスク依存症かかもしれません。
- マスクをしていないと相手の顔を見られない
- マスクがないと外出することが出来ない
進行する事で、うつ病や回避性パーソナリティ障害といった精神疾患に結びつく可能性があります。
まとめ
伊達という言葉は自分をよく見せる意味合いが強いですが、伊達マスクは自分のマイナスを隠す目的でするものという事です。
伊達マスク依存症には精神疾患が隠れている場合もあります。