「フェイク(fake)」とは?意味や使い方をご紹介

「フェイク(fake)」の意味は「偽物」や「まがい物」、「インチキ」です。「フェイクニュース(fake news)」は「偽物のニュース」という意味です。また、「フェイクラブ(fake love)」は「偽りの愛」と訳せます。

目次

  1. 「フェイク(fake)」とは?
  2. フェイクラブ(fake love)
  3. フェイクイット(fake it)
  4. フェイクニュース(fake news)
  5. フェイクファー(fake far)

「フェイク(fake)」とは?

意味

「フェイク」は「本物ではない」、「真実ではない」という意味です。

元の英単語「fake」は「にせもの」「まがい物」、「インチキ」、「でっちあげ」という意味です。その他、スポーツでは「フェイントをかけること」、演劇では「アドリブで話すこと」、音楽では「楽譜を暗記して演奏すること」や「楽譜通りに演奏しないこと」を意味します。

「fake」はだまそうとしている、故意に嘘をついているという悪意を含んだ言葉になります。

使い方と例文

「フェイク」は「偽物」という意味から分かるように、ネガティブな印象を与える言葉です。基本的には嘘をついている、だましていると感じた時に限定して使用する方が良い表現です。

使用例

  • 「さっきの課長の発表はフェイクだと思う。あそこまでこじれた交渉があんなに上手くまとまるはずがない。」
  • 「妙にギラギラしてるけど、これ、もしかしてフェイク?」「まさか!ちゃんと保証書もあるよ。」
  • 彼の儲け話はどれもこれも胡散臭く、フェイクのような気がしてならない。

「fake」の熟語表現

「fake」は他の単語と合わさり、熟語を作ることもあります。いくつか紹介します。

  • fake off(ぶらぶらする)
  • fake up(偽造する)
  • fake out(裏をかく)

「fake」の類義語

「fake」には次のような類義語があります。

  • phony(偽物の、誠実ではない)
  • bogus(偽物の、不快な)
  • counterfeit(偽造の、模倣の)
  • imitation(模倣、贋作)
  • false(事実に反する)
  • wrong(間違っている、道徳的でない)

「fake」の対義語

「fake」の対義語には「real」や「genuine」、「authentic」などがあります。単に本物であることを示すのであれば「real」が使われます。「genuine」は商品に、「authentic」は芸術作品に使われることが多い表現です。

フェイクラブ(fake love)

「フェイクラブ(fake love)」は防弾少年団(BTS)の楽曲です。「フェイクラブ」は直訳すると「偽りの愛」となります。しかし、この曲における「フェイク」は相手への愛ではなく、本性を隠して恋人と付き合っている自分自身を指しています。

フェイクイット(fake it)

「フェイクイット(fake it)」は嵐、そしてperfumeの楽曲のタイトルです。「fake it」の英語での本来の意味は「虚勢を張る」や「できるふりをする」です。ポーカーなどで使われる「ブラフ」とほぼ同義の言葉です。

フェイクニュース(fake news)

「フェイクニュース」とは「真実ではない、偽りのニュース」です。そもそも事実ではない内容を報道することも含みますが、事実をよりよく見せるために脚色される場合や、過度に悪く誇張する場合もあります。日本語では「虚報」や「虚偽報道」と訳されます。

また、だます目的で虚偽の内容を含めた広告を「フェイク広告」と呼びます。主に画像や動画、体験談などの偽装・改変が行われます。

「フェイクニュース」への対策として行われる事実関係の調査・裏付けはファクトチェックやファクトチェッカーと呼ばれます。

フェイクファー(fake far)

「フェイクファー」は合成繊維で作られた偽物の毛皮です。本物の毛皮よりも安価で手入れが簡単であることが特徴です。動物愛護運動の影響を受けて広まりました。材質はアクリル系の繊維が多く、熱に弱いという欠点があります。

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