「クローバー」って何?
クローバーは英語名で、和名はシロツメクサ(白詰草)。4~7月に白い花が咲く植物の事です。このシロツメクサの葉を、多くの日本人がクローバーだと認識しています。
なので、花畑や空き地でシロツメクサがあれば、その周辺にクローバーが広がっている、という事になります。ちなみに、シロツメクサと色違いに見える小さな赤い花を付ける植物は、アカツメクサ(赤詰草)と言います。
厳密にいえば違う種になるのですが、かなり似ています。なので、花言葉では同種の色違いとして語られる事がほとんどです。
クローバーはその昔、江戸時代末期にオランダとの貿易の際、ガラス製品などの壊れやすい荷物の固定をする詰め物として使われていました。そのため、白い花が咲いて詰め物に使われている草、という事で白詰草という和名がついたとされています。
四つ葉のクローバーの花言葉
クローバーの葉は、基本的には三つ葉です。しかし、その中で遺伝子異変や環境変化などが関係して突然変異として生じるのが四つ葉のクローバーです。見つけられるのは10万分の1の確率です。
そんな四つ葉のクローバーには、幸運・私の物になって、という花言葉があります。そして、四つ葉のクローバーを見つけたら誰にも言わない事で幸運を呼び込める、とも言われています。尚、四枚の葉にはそれぞれ、愛・希望・誠実・幸運という意味合いも込められています。
クローバーの花言葉
クローバーの花言葉には、堅実・威厳・幸福・私を想って・約束などがあります。また、クローバーはシロツメクサの事でもあります。なので、その花自体の色によっても以下の様に花言葉が異なります。
- 白…私を思い出して下さい・約束
- 赤…勤勉・善良・陽気・実直
- 濃紅…快活
四つ葉以外の〇つ葉のクローバーにも花言葉がある
四つ葉を探していたら、五つ葉のクローバーが見つかった、という事もあるくらい、クローバーの葉の枚数は多様です。それぞれの花言葉についてもご紹介します。
- 五つ葉…金運・財運
- 六つ葉…地位・名誉
- 七つ葉…無限の幸福・縁結び
クローバーの使い方
クローバーは花束などにはできませんが、押し花にはよく用いられます。四つ葉のクローバーを見つけたら、誰にも言わずにこっそり押し花にして、幸運の象徴として栞などに利用してはいかがでしょう。
また、大切な人に自分を思って欲しい時には、花言葉にちなんでクローバーがモチーフに使われた物を贈るのもよいですね。