「カスミソウ」の花言葉とは?意味や使い方を由来を含めてご紹介

花束やアレンジメントで見かけるカスミソウですが、見る機会はあっても花言葉は知らないという方も多いのではないでしょうか。カスミソウの花言葉の意味や贈り物にするにはどのように使ったら良いか、花の名前の由来も含めて説明します。

目次

  1. カスミソウはどんな花?
  2. カスミソウの花言葉
  3. 花言葉を考慮した使い方とプレゼント
  4. 好きな人にピンクのカスミソウを贈るなら
  5. カスミソウを贈る時の注意点

カスミソウはどんな花?

カスミソウはナデシコ科・ジプソフィラ属の多年草。原産地は北半球のアジア地域やヨーロッパで、日本でもお馴染みの植物ですよね。開花時期は5月~7月頃で、小さな花をつけるのが特徴です。基本的に白い花を用いる機会が多いですが、ピンクもあります。

小さい花が集まって可愛らしく咲いており、花束などではメインの花の引き立て役として使われるのが一般的です。1~2本加えただけでも色合いがしまり雰囲気が出ることから、重宝されて多くの花束のアレンジメントに使われています。

カスミソウの名前の由来

日本語で「カスミソウ」と呼ばれるのは、小さい花が集まっていて、霞がかかったように見えたからだと言われています。カスミソウはナデシコ科の花で、小さな花が群れて咲いているようにみえるので、「ムレナデシコ」という別名も付いています。

英語名は「baby's breath」で、直訳すると「赤ちゃんの吐息」です。白い小さな花を赤ちゃんの可愛らしい吐息や寝息に見立てたと伝えられています。

もう1つの英名「Gypsophila」は、「石膏を愛する」という意味。石膏の原料の石灰質の土に自生することに由来しており、主にカスミソウの学名を表す時に使われます。とはいえ英語圏では「baby's breath」の方が一般的です。

カスミソウの花言葉

カスミソウは英語名の「baby's breath」に由来して、赤ちゃんの持つ無垢な様子から、純潔清らかな心無邪気という花言葉が付けられました。赤ちゃんがよく寝ている所から、夢見心地という意味も持っています。

またカスミソウは、自己主張をしないで他の花を引き立てるのが特徴です。アレンジメントで色々な花と組み合わせて使いやすい所から、親切感謝という花言葉も付けられています。カスミソウ全体の花言葉ではありますが、白い花を想定して付けられたと考えられています。

ちなみにピンク色のカスミソウには、感激切なる思いという花言葉もあります。

花言葉を考慮した使い方とプレゼント

清らかな心という花言葉にふさわしく、白いカスミソウは他の白い花と取り合わせて、葬儀の供花や枕花にも使われます。清純という花言葉にちなんで、結婚式のブーケなどに選ばれることも。

赤ちゃんの様子から付いた無邪気や夢見心地という意味から、出産祝いの花束として新米パパやママに贈るにも向いています。小さい子供の誕生日にプレゼントと一緒に渡しても良いですし、知り合いの子供が出るピアノの発表会などのお稽古ごとに招かれたら、カスミソウをあしらった花束を持って行くと喜ばれるでしょう。

感謝の意味で使うなら、母の日に赤いカーネーションとカスミソウを一緒に贈るのもおすすめです。紅白の花の組み合わせで、縁起の良い色合いです。父の日に黄色いバラを贈る時にも組み合わせて使えます。

ちなみにカスミソウは、6月7日の誕生花でもあります。6月7日生まれの人に、好みの花とあわせて贈るのも良いですね。

好きな人にピンクのカスミソウを贈るなら

ピンク色のカスミソウには、切なる思いという花言葉が付けられています。赤いチューリップには愛の告白、永遠の愛という花言葉があるので、一緒に合わせて片思いの相手に贈るのはいかがでしょうか。

赤いバラには、あなたを愛します、熱烈な恋という意味があり、白いバラには相思相愛という花言葉があります。記念日やプロポーズの時になどに、両思いの相手にピンクのカスミソウに赤いバラや白いバラを取り合わせて贈るのも素敵です。

カスミソウを贈る時の注意点

普段は脇役とはいえ、カスミソウだけの花束もおしゃれなものです。ただし、使用するカスミソウの量が多いと、独特の匂いが気になるという方もいます。あまり大きな花束には向かないかもしれませんね。

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