「公明正大」とは?意味や使い方をご紹介

「公明正大」と言うと、人の性格を表す四字熟語と考える方が多いでしょう。「公明正大」な人物と言えば堅苦しい感じがする方もいるかもしれませんし、正義の味方ととらえる方もいるかもしれません。読み方や意味、使用例と共に、類語や反対語の四字熟語についても紹介します。

目次

  1. 「公明正大」読み方と意味
  2. 「公明正大」の例文
  3. 「公明正大」類語の四字熟語
  4. 「公明正大」反対語の四字熟語

「公明正大」読み方と意味

「公明正大」の読みは「こうめいせいだい」です。

意味は、ごまかしたり不審なことをしたりすることがなく、一方にかたよることがなく堂々と正しいことが行われている様子を指します。私情を交えずに中立な立場で公平に判断して正しく振る舞う人物のことを言う場合もあります。物事に対しての表現に使われることもあります。

「公明」は、私心がなく自分に都合良くごまかしたり、人から疑いを持たれたりすることない様子、自分の良心に基づいて行動し、人目をはばかるようなことが全くない様子を言います。

「正大」は、物の見方や考え方に全くかたよりがある所がなく、正しいことが堂々と行われることやその様子を表しています。

「公明正大」の例文

人物の性格や能力について使う場合

  • あの審判は公明正大な人物で、特定のチームや選手に肩入れすることなくジャッジをしていると高く評価されている。
  • 社長は公明正大な性格で、派閥や年功序列に関係なく、公平に見て能力が高い人を登用している。
  • Aさんは公明正大な人だが、上司のBさんは私情を挟むタイプなので、お互いにやりづらい面があるそうだ。

物事について使う場合

  • 公明正大な選挙が行われることを期待している。
  • 裁判は公明正大に進められるべきで、罰してやろうという気持ちが強いようでは公平な裁定は難しいだろう。
  • 当社の目標として公明正大を掲げておりまして、消費者の皆様にむけての情報の公開を積極的に進めて参る所存にございます。

「公明正大」類語の四字熟語

  • 公平無私「こうへいむし」
(物事について)特別に自分の好みや心情で肩入れすることなく、平等に取り扱うこと。「公平無私な見方をできる人がどのくらいいるだろうか?」
 
  • 心地光明「しんちこうめい」
本心が清らかで正しい様子。「心地」は本心や精神の意味です。「光明」は仏の心や体から放たれる徳の高い光のことを言い、利己的な感情のない清らかな様子を指すこともあります。「心地光明の境地で取り組むつもりです。」
 
  • 厳正中立「げんせいちゅうりつ」
厳しく平等な立場を守り、あくまでもどちらにも偏らないで公正な立場を貫くこと。「両方のご意見を拝聴いたしますが、あくまでも厳正中立を守るつもりです。」

「公明正大」反対語の四字熟語

  • 依怙贔屓「えこひいき」
自分が好意を持つ一方の立場の人や団体に対して、肩入れして特別に引き立てることを言います。片方に心をかたむけて公平に接しない様子のことを表しています。「依怙」は元来「頼る・頼りにする」という意味でしたが、一方だけを頼りにすることから派生して、「不公平」の意味にもなりました。「自分だけの利益」を指す意味もあります。

「贔屓」は、元の読みは「ひき」で、中国の伝説で龍が産んだ神獣の名前を言います。時代が下るにつれて「ひいき」という読まれ方になりました。財宝を表す「貝」という字が多く使われています。「財貨を多く抱え持っている」意味になり、さらに「大きな重い荷物を背負う」という意味に変化しました。

派生して、荷物を背負うには力が必要ということで、「力を出す・盛んに力を使う」という意味を持つようになります。自分の息がかかった者に盛んに力を使って引き立てようとした所から、「贔屓」は一方的に肩入れして特別に引き立てるという意味で使われるようになりました。「先生は、人前でいい顔をして立ち回るAさんを依怙贔屓しています。」
 
  • 専断偏頗「せんだんへんぱ」
自分で勝手に正しいことと思い込み、考え方にかたよりや一方的なこだわりが見られて公平でない様子を言います。性格が頑固という意味でも用いられます。
 
  • 不正不公「ふせいふこう」
正しくないことに加えて公平でないことを言います。「不公」とは不公平のことを指しています。
 


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