「顔がほころぶ」とは?意味や使い方を類語を含めてご紹介

「顔がほころぶ」とはどのような様子を指すか知っていますか。赤ん坊が笑った顔など天使の笑顔と呼べますよね。今にも泣きそうな顔から安心しきった笑顔になると見てる方も顔がほころびます。この記事では「顔がほころぶ」の意味や使い方をを類語とともにご紹介します。

目次

  1. 「顔がほころぶ」の意味
  2. 「顔がほころぶ」の使い方
  3. 「顔がほころぶ」の類語

「顔がほころぶ」の意味

「顔がほころぶ」とは、「緊張がとけたり嬉しさがこみ上げることで口元や顔の表情が緩む様子」を表しています。漢字では「顔が綻ぶ」と書きます。

例えば、まだ周囲の事柄を理解できないために少し緊張した顔をしている赤ん坊が、ふとした事で笑顔になる。この表情の変化こそ「顔がほころぶ」と呼びます。

「ほころぶ」は、「ほころび」のバ行上二段活用形で「縫い目がとける・蕾が開きそめる」という以外に、「口元を開いて笑う・気持ちがほぐれる」という意味を持ちます。つまり、「ほころぶ」自体に「気持ちがほぐれ笑顔になる」というニュアンスが含まれるのです。

「顔がほころぶ」の使い方

「顔がほころぶ」は、一般的に緊張が解けた時や自分にとって良いことがあった場合になる表情のことです。また、他人の笑顔を見たら自然と自分も笑顔になっていたということもありますし、上記の赤ん坊の笑顔のように愛おしいものを眺めることで「ほころぶ」こともあります。

例文

  • 受験の合格発表当日、緊張でどうしようもない気持ちだったが、自分の番号を見つけた瞬間、顔がほころんでしまった。
  • アルバイト先での成果が認められて昇給したため、思わず顔がほころんでしまった。
  • 最近風邪を引いて元気のない彼女に会いに行ったら、彼女の顔が少しほころんだ気がした。
  • 念願だった東京勤務が現実になったので、思わず顔がほころんでしまった。

「顔がほころぶ」の類語

「微笑む」

「微笑む(ほほえむ)」とは、「にこりと笑うこと・声を立てずにわずかに笑うこと」という意味です。「微笑(びしょう)」という熟語もありますが、ほぼ同じ意味を持ちます。

基本的に「微笑む」時の心境は、「喜びや嬉しさ」で、それらが自然と顔に出てしまう様子が伺えます。しかし、微笑んでいるからと言って内心も笑っているかと言えばそうでないのが人間です。

「作り笑顔」と呼ばれますが、相手の心証を良くしようと微笑むことや自分の中にある怒りをセーブしようと微笑むこともあります。相手が「微笑んでいる」からと言って好意を持たれているわけではないことに注意しましょう。

「目尻を下げる」

「目尻を下げる」は、「うれしい時や気に入った時、また女性に見とれたりする時の表情」を指します。見続けていても見飽きることがないほど愛おしい感情が伝わってきます。「目尻」とは「目の耳に近い方の端」のことです。

「目尻を下げる」と似た言葉に「眉尻を下げる」があります。「眉尻」とは「眉のこめかみよりの端っこ」のことです。意味は「悲しみ・落胆・不安・後ろめたさが伝わる表情」です。漢字1文字の違いですが、意味は全く異なるため注意が必要です。

「破顔一笑」

破顔一笑(はがんいっしょう)」とは、「顔をほころばせて、にっこりと笑うこと」という意味の四字熟語です。「顔がほころぶ」と同様に緊張や怒りの表情が一転、喜びによって笑顔に変わる時「破顔一笑」と使います。

破顔」とは、「表情が崩れること」です。由来は、中国の政治家で詩人の李商隠が記した『贈歌妓詩』にあります。また「破顔一笑」は、「以心伝心」の説話の中で、釈迦の弟子・迦葉(かしょう:「大迦葉」ともいいます)の話に引用されています。

釈迦が弟子たちの前に差し出した「蓮の華」の意味について、仏法の極意は言葉で伝えることが難しく、心から心に伝えることしか方法が無いということを、迦葉一人だけが理解し、「破顔一笑」して答えたというエピソードです。釈迦の死後、迦葉は釈迦の後継者となりました。


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