「アグレッシブ」の意味
「アグレッシブ」とは英語で「aggressive」と書き攻撃的、侵略的、攻める勢いがあることや次々と事を起こしていく様子のことを言います。「アグレッシブ」の由来は英語の「aggressive」ですが日常的にカタカナで使われています。
「アグレッシブ」に似ている表現
「アグレッシブ」によく似た表現で「ポジティブ」「アクティブ」という言葉があり、よく似た意味なのでどの言葉で表現すればいいのか迷ってしまわれる方が多いのではないでしょうか。
ポジティブ
「ポジティブ」とは前向き、プラス思考や物事を良い方向に考える事をいい、悲観的にならずに物事を明るく考える人などに「ポジティブな人」などと使います。
アクティブ
「アクティブ」は活動的、積極的、という意味で「アグレッシブ」と大変よく似ているのですが、「アクティブ」は活動そのものを表していて、「アグレッシブ」は活動の様子を表しているということです。デジタル用語などで活動中のものに対して、「アクティブ状態である」などと使います。
「アグレッシブ」の使い方
「アグレッシブ」は物事に対して積極的な姿勢を見せている人や、自分から攻めていくような人に対して使うのが一般的です。人の言ったことに対しての指摘や反論を活動的に行う人には「アグレッシブ」という言葉は使われません。
例えば会議などで自分から積極的に発言をする方に対して「彼は会議にアグレッシブに参加している」などと使ったりします。他にも物怖じしない性格の人に対して「彼女はアグレッシブな性格で、言いたいことはどんどん言う」などといった使い方もします。スポーツの試合などでも果敢に攻めていく姿勢などに「アグレッシブなプレイ」というような使い方をされます。
ただ、「アグレッシブ」には侵略的という少し危険な意味も含まれているため、海外の方に「aggressive」として使う場合は注意した方がよいでしょう。日本では「アグレッシブ」という言葉を悪い意味で使う方はあまりいなく、積極的な方によく使われている言葉といえるでしょう。
アグレッシブ烈子
そんな積極的、攻撃的な意味で使われる「アグレッシブ」ですがとあるキャラクターの名前にも使われています。そのとあるキャラクターはなんと可愛い系のキャラクターが多いサンリオのキャラクターの一人(一匹?)でレッサーパンダの「アグレッシブ烈子」というキャラクターがいます。
「アグレッシブ烈子」は商社で働くOLで、自分勝手な上司や同僚の相手でストレスが溜まるとその発散のため一人でカラオケに行き、デスメタルを歌って怒りやストレスを発散させすっきりさせる、というキャラクターです。デスメタルを歌っている時の彼女は普段の可愛さから想像もできないまさに「アグレッシブ」なキャラクターに変貌します。
普段はおとなしく、周りに振り回されストレスを抱える「アグレッシブ烈子」のデスメタルのシーンではスッキリする、こんな同僚いる、などと共感する方も多く、日本だけではなく海外の人からの人気も高いようです。
「アグレッシブ」のまとめ
「アグレッシブ」という言葉についてご紹介してきましたが、ご参考になりましたでしょうか。もちろん奥ゆかしさや静かにしていることも時には大事ですが、試合や会議などでは「アグレッシブ」な自分を出して攻めの姿勢で人生を切りひらいていくことも大事でしょう。ただ、発言などはあまり攻撃的にならないように注意しましょう。