「おわた」とは?意味や使い方を顔文字を含めてご紹介

インターネットスラングの「おわた」について、その意味や使い方・書き方の例を紹介しています。また、顔文字「\(^o^)/」が、なぜ「おわた」を表すようになったのか、さらに「おわた」と似た意味の言葉などについても説明しています。

目次

  1. 「おわた」の意味
  2. 「おわた」の使い方
  3. 「おわた」の書き方
  4. 「おわた」の顔文字\(^o^)/
  5. 「おわた」と似た意味の言葉

「おわた」の意味

「おわた」はいわゆるネットスラングで、「終わった」から転じてできた言葉です。最初は2チャンネルで使われていたものが、次第にインターネットやSNSで広く使われるようになったと思われます。

しかし、「終わった」とは違って、ただ単に物事が終了したことをあらわす時には使いません。何か大失敗をしてしまったり大きな不運に見舞われたりして八方ふさがりとなり、これからのことに見通しが立たず絶望している様子などをあらわすときに、この「おわた」を使います。

「もうだめだ」「どうしようもない」といった、行き詰まった感じを表す言葉でも置きかえることができるでしょう。

「おわた」の使い方

「おわた」は、不幸な状態にいる自分を自虐的に表現するときや、つらい気持ちを笑い飛ばしたいときなどに使うことが多いようです。また「人生」と組み合わせて「人生おわた」と使うこともあります。

実際には、次のような使い方がされています。

「就活でがんばって人よりもいっぱい受けたのに、どこからも内定もらえない。もう気力が続かない。人生おわた。」

「前から好きだった女の子に今日こそは告白しようと思っていたら、左手の薬指に婚約指輪をしているのを見つけてしまった・・・おわた。」

「寝不足で疲れてるのに無理して車を運転していたら追突してしまった。しかも相手の車はよりによってベンツだよ!どうしよう。おわた。」

そのほかに、スポーツ観戦で自分の応援しているチームが、逆転不可能と思えるほど圧倒的に不利な状況になってしまった場合などに「おわた」を使う場合があります。

「(野球で)1試合で2回も満塁ホームラン打たれるとは・・・もうだめだ、おわた。」

「(サッカーで)前半だけで3点も取られたよ!どうするの。もうおわた。」

「おわた」の書き方

「おわた」はスラングですから書き方に特に決まりはありませんが、カタカナ書き(全角のことも半角のこともある)にする場合が多いです。また、顔文字と組み合わせて使われることもよくあります。

「オワタ\(^o^)/」「\(^o^)/オワタ」「人生\(^o^)/オワタ」などと書くことが多いです。また顔文字「\(^o^)/」だけで「おわた」を表すこともあります。

2チャンネルで使われだした頃は、半角のカタカナで書き、そのうしろに顔文字を組み合わせて「オワタ\(^o^)/」と書くのが一般的だったようです。

「おわた」の顔文字\(^o^)/

顔文字「\(^o^)/」は、もともとは何かいいことがあって「バンザイ」をしている様子を表すものです。しかし、両手を上げていることから「お手上げになった・もうどうしようもない・これ以上は打つ手がない」と読みとることもできるので、「おわた」を表す顔文字として使用されています。

もともとが「バンザイ」なので笑顔のように見えますが、「あまりに不幸なので逆に笑うしかない状態」と解釈する人もいますし「口をぽかーんと開けた無気力な表情」と考える人もいます。

なお、この顔文字で真ん中にあって口(くち)を表す「オー(O・o)」に大文字を使った場合「\(^O^)/」は大きく口を開けてさけぶ「バンザイ」を表し、小文字を使った場合「\(^o^)/」は口をぽかーんと開け放心している「おわた」を表している、と区別して使うべきだと考えている人もいます。

また、頭をかかえた様子の顔文字「/(^O^)\」は「なんてこったい!」を表しますが、この顔文字も「おわた」に転用されることもあります。そのほかにも「もうだめ・悲しい」を表す「(´д⊂)」などいろいろな顔文字を「おわた」として使う例もあります。

「おわた」と似た意味の言葉

「おわた」と意味や使い方が似ている言葉としては「(人生)詰んだ」「人生終了」「もうだめぽ」などがあります。

また変わった例として「始まった」から転じた「ハジマタ」を、あえて「オワタ」と同じ意味として使う場合もあります。


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