「コケティッシュ」とは?意味や使い方をご紹介

「女優の○○って「コケテッィシュ」だよね~。」「あの人のファッションって「コケティッシュ」で可愛いよね~。」なんとも不思議な語感をもつ言葉です。「コケティッシュ」とはどういう意味なのでしょうか?その意味や使い方をご紹介します。

目次

  1. 「コケティッシュ」とは?
  2. 「コケティッシュ」の意味
  3. 「コケティッシュ」の語源
  4. 「コケティシュ」の使用例
  5. 「コケティッシュ」と「セクシー」はどう違う?
  6. ファッションとしての「コケティッシュ」
  7. 「コケティッシュ」のまとめ

「コケティッシュ」とは?

テレビやインターネットで女優や女性芸能人が「コケティッシュ」と評されているのを見たことがありませんか?「苔」?そして「ティッシュ」?なにやら不思議な語感をもつ言葉です。そんな「コケティッシュ」は一体どんな意味を持つ言葉なのでしょうか?

「コケティッシュ」の意味

「コケティッシュ」とは「色っぽくて男の気をひこうとする様」を表す言葉です。類似語として「セクシー」が挙げられます。

「コケティッシュ」の語源

では「コケティッシュ」という単語は一体どこからやってきたのでしょうか?少なくとも日本語ではなさそうですね。

 

実はフランス語の「コケットリー(qoquetterie)」が語源です。こちらはそのまま「女性特有の艶めかしさ」を意味する言葉です。コケットリーの語源はcoo(おんどり)。どちらも似たような意味ですが・・・。「コケットリー」は名詞で「コケティッシュ」は形容詞です。

「コケティシュ」の使用例

そんな「コケティッシュ」はどのように使うのが適切なのでしょうか?まずはNG例からご紹介します。

面と向かって言うのはNG

色っぽく男を誘うような女性の様を表す「コケティッシュ」ですが、面と向かって女性に言うのはオススメしません。何故でしょうか?「色っぽく男を誘うような=男好き」というニュアンスを相手に与えてしまう可能性があるからです。女性なら誰しも「男好き」と言われたり思われたりするのは嫌ですもんね。

 

それでは次に「コケティッシュ」の正しい使い方をご紹介します。

第三者(女性)に使う

「女優の○○ってやっぱりコケティッシュだよね~」
「バイト先の○○さんのコケティッシュな仕草がいいよね」

このように「コケティッシュ」は会話の中で色っぽくて男を引きつけるような第三者(女性)を表すのによく使われます。

「コケティッシュ」と「セクシー」はどう違う?

それでは「コケティッシュ」と類似語の「セクシー」とはどう違うのでしょうか。どちらも色っぽいという意味合いでは同じような感じがしますね。

 

「コケティッシュ」には「セクシー」という単語に「可愛らしさ」を加味したものだと思ってください。色っぽいけど、あどけない感じの可愛らしさがある女性がいませんか?その人こそ「コケティッシュ」な人です。

 

またセクシーという言葉は女性のみならず男性にも使うことができます。しかし「コケティッシュ」は基本的には男性には使われません。

ファッションとしての「コケティッシュ」

「コケティッシュ」はファッション用語としてもよく使用されています。ファッション用語としての「コケティッシュ」は通常の「コケティッシュ」より可愛らしい感じの意味合いが少し強いです。

ファッションとしての「セクシー」というとどうしても露出が多い服装をイメージしてしまいます。しかしファッションとしての「コケティッシュ」はあまり露出が多くなく色気の中にある可愛らしさが前に出ています。

「コケティッシュ」のまとめ

「コケティッシュ」とは「色っぽくて男の気をひこうとする様」を表す言葉です。似ている言葉として「セクシー」が挙げられますが、「コケティッシュ」は色っぽいだけではなく「可愛らしい」ニュアンスを含んでいます。
 

女性に面と向かって使うのは「男好き」というイメージを連想させてしまう可能性があるのでオススメできません。あの人はコケテッィシュな人だね、というように第三者(女性)を表すのに使いましょう。

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