「表裏一体」とは?意味や使い方をご紹介

日本のお金である10円玉や100円玉には「表」と「裏」があります。深く考えてみますと、「表」と「裏」は向き合うことがない関係性にあるわけですが、四字熟語にある「表裏一体」とはどのような意味なのでしょうか。ここでは、その意味と使い方についてご説明します。

目次

  1. 「表裏一体」(ひょうりいったい)の意味
  2. 「表裏一体」~短所の言い換え~
  3. 「表裏一体」の使い方 ~キーワードが大切~
  4. 「表裏一体」まとめ

「表裏一体」(ひょうりいったい)の意味

「表」と「裏」が一体となる?表と裏は一緒にはならないでしょ。ぱっと聞くとなんだか不思議な感じがします。皆さんの日常生活の中では、音楽の歌詞になっていたり、ドラマ、小説、漫画の世界でも様々な場面で登場してきますので、子どもから大人まで数多く触れる機会のある馴染み深い四字熟語「表裏一体」、なんとなくその意味を皆さんもご存じかと思います。

「表裏一体」の意味その①~密接性~

辞書的な意味の1つに、「二つのものの関係が密接で切り離せないということ。」とあります。ですから、それぞれの二つのもののどちらかが欠けてしまうと成り立たないという意味になります。表裏一体の関係性を例に例えると、「お笑い芸人の一方が『ボケ』でもう一方が『ツッコミ』というコンビ」で、どちらかが欠けてしまうと、漫才などができなくなってしまうような関係です。もちろん、前述しました、「コインの『表』と『裏』」のどちらかが欠ければ、お金としての価値がなくなってしまうわけです。そのため「表裏一体」とは、「密接な関係性」を表します。
 

「表裏一体」の意味その②~相反するものの同居~

また、辞書的な意味には「相反するものが大もとで一つになること。」「相反するかに見えるものが、根本では密接につながっていること。」ともあります。ここで、キーワードとなるのは、「相反する」という語です。それぞれの存在が「相反する」ということです。例えば、前述しました「お笑い芸人が『ボケ』と『ボケ』」の関係でつながっているとしたら、誰がつっこむのでしょうか。それはそれで面白いかもしれませんが、「表裏一体」の関係性とは言えません。

ですから、相反する「ボケ」と「ツッコミ」や球技などで「シュートが苦手だけれど、どんな状況でもチャンスを作るパスが出せる」人と「パスは苦手だけど、シュートなら誰にも負けない」人がチームを組んだら、「表裏一体」の関係性と言えます。有名なスポーツ選手のコンビでは、バドミントンの「タカマツペア」は、「相反する」お互いの能力が合わさって、世界一に輝いていたと言われるので、「表裏一体」のペアと言えますね。

「表裏一体」~短所の言い換え~

長所と短所は面接などの際によく聞かれる言葉ですが、長所と短所も上手に使えば、短所も長所になる「表裏一体」の関係です。
 

短所①「優柔不断な性格」

優柔不断でなかなか1つのことに決められないということは、「じっくりと冷静に物事の是非を考えることができる」という長所になりますね。
 

短所②「1つのものしか見えなくなってしまう」

これは、言い換えると、「1つのことに集中して、なんでもやり遂げることができる」という長所に変わるわけです。
 

短所③「やり始めたことが長続きせず、すぐに他のことに目を向けてしまう」

「長続きしない」のではなく、「新しいことに挑戦できる前向きな思考を持つ」、「他のことに目を向けてしまう」は「好奇心旺盛である」に言い換えられますから、「好奇心旺盛で、新しいことに挑戦できる精神力を持っている。」という長所になりますね。
 

「表裏一体」の使い方 ~キーワードが大切~

「『情熱的で即断力のある』君と『冷静でじっくり物事を考えることができる』君たちは表裏一体の関係だね。君たちがいればこの部署は安泰だ!」

など「一見相反するもの同士」ですが、「その二つが切っても切れない関係性」になる場合に使用しますので、「相反する」、「密接性」をキーワードにして日常会話で使ってみてください。

「表裏一体」まとめ

「表裏一体」という四字熟語の説明をここまでしてきましたが、全く正反対のものでも見方を変えて、合わせることによって素晴らしいものになるということを学ぶことができましたね。人生の大きなヒントになる深い言葉でした。
 


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