「雀の涙」とは?意味や使い方をご紹介

みなさんは「雀の涙」という言葉の意味を知っていますか?「雀の涙」はほんの少しや、ごくわずかといった意味を持つ言葉です。テレビや雑誌などのメディアで目にした事がある人も多いと思います。「雀の涙」の具体的な意味と使い方について紹介します。

目次

  1. 「雀の涙」とは?
  2. 「雀の涙」の使い方
  3. 「雀の涙」の英語表現
  4. 「雀の涙」の類語
  5. スズメは本当に涙を流すのか?
  6. なぜ「雀の(涙)」なのか
  7. 「雀の涙」まとめ

「雀の涙」とは?

「雀の涙」とはほんの少しやごくわずかといった、数や量がとても少ないことの例えとして使われることわざです。

「雀の涙」の語源は?

「雀の涙」の雀は鳥のスズメのことです。スズメは日本各地に生息している鳥で、とても小さな体をしています。

そんな小さなスズメの涙であるからそれはそれはごくわずかなものであろうという考えから「雀の涙」という言葉が生まれたとされています。

「雀の涙」の使い方

例を挙げると

「今回のボーナスは雀の涙程度だった」

という風に量が少なかった時の例として使います。ごく小さいやとても狭いといった意味で使うと誤用になるので注意が必要です。

誤用例)
「私の家の庭は雀の涙ほどです」

これは誤った使い方なので気をつけましょう。

「雀の涙」の英語表現

とても少ないことを表す言葉は英語にもいくつかあります。例えば"chicken feed"は「ひよこのえさ」という意味です。人から見たらひよこのえさなど取るに足りない量なので「雀の涙」と同じ意味になります。

また"a drop in the bucket"という言葉もあります。「バケツの中の一滴」という意味で、大きなバケツの中での一滴ですからこれも量が少ないことを表しています。

他にも例を挙げると

  • "tiny"(ごくわずかの)を用いて
  • ”receive a tiny salary" (雀の涙ほどの給料をもらう)
  • "pittance"(少量、少額、少数)を用いて
  • "earn a pittance" (雀の涙ほどのお金を稼ぐ)
などが挙げられます。

「雀の涙」の類語

「雀の涙」の類語について紹介します。

「蚤の小便、蚊の涙」

「蚤の小便、蚊の涙」は「雀の涙」のように小さい生き物を連想させて、少ないことを意味する言葉です。蚤や蚊はスズメよりもさらに小さな生き物ですから、ごくごくわずかなことであるように思えますね。

「雀の涙」の類語ではありませんが、同じ動物を使ったことわざでは「猫の額」という言葉があります。猫の額は狭いことから、場所が狭い事を指す言葉として使われるようになりました。「雀の涙」のように少額や少量という意味はありません。

「爪の先ほどの」

ほんのごくわずかなのを例えて「爪の先ほどの」と言います。同じ響きの例えで「毛の先ほどの」という言葉もあります。

なけなしの

数や量があまりないことを「なけなしの」と言います。「なけなしのお金をはたいて本を買う」「なけなしの貯金を崩す」という風に使います。

スズメは本当に涙を流すのか?

「雀の涙」と言いますが本当にスズメが涙を流す事があるのでしょうか?

一説によればスズメは実際に涙を流す事があるそうです。しかし人間と同じように喜びを感じたり、悲しくなった時に涙を流すのではなく、目が乾いた時や病気をしてしまった時に涙が出るそうです。

なぜ「雀の(涙)」なのか

どうして「雀の涙」は「雀の(涙)」なのでしょうか?他の鳥ではなくスズメであることにもきちんと意味がありました。

「スズメ」の「スズ」は鳴き声からであったり、小さいという意味の「ササ」から来ていると言われています。「メ」は群の意味があったり、鳥を表す接尾語です。つまり「スズメ」の名前自体に小さいという意味が含まれています。だからこそ「雀の涙」という言葉の意味が引き立つのですね。

「雀の涙」まとめ

ちなみに、スズメの数は年々減ってしまっているそうです。スズメの数と一緒に、「雀の涙」が使われる機会が減ってしまわないといいですね。


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