「鼻持ちならない」とは?意味や使い方をご紹介

学生生活や社会人生活、近所づきあいなど、いずれにおいても「鼻持ちならない」人物が1人はいますよね。その人の話には嫌味な言い回しが多く、無意識うちに周囲の人々を不快な思いにさせる傾向があります。この記事では「鼻持ちならない」の意味や使い方を紹介します。

目次

  1. 「鼻持ちならない」の意味
  2. 「鼻持ちならない」の使い方
  3. 「鼻持ちならない」の類語

「鼻持ちならない」の意味

「鼻持ちならない」は、「鼻持ちならぬ」が変化した言葉です。「臭気をがまんする」という意味の「鼻持ち」に打消しの「ならぬ(ならない)」が結びついて「臭気が堪えられないほど甚だしい。転じて、言動が嫌味で気障っぽく、見聞きするに堪えない」という意味になります

臭気が酷い時、人は鼻を向ける事が出来ず険しい顔になります。それと同じように人から自慢話ばかり聞かされたり、傲慢な態度を取られると不快で顔をしかめてしまうことがしばしばあります。

「鼻持ちならない人」とは、思わずこのような態度を取ってしまうほど気障な相手のことを指します。

「鼻持ちならない」の使い方

「鼻持ちならない」は、慣用句に分類されますが、この言葉を使う場合は大抵が名詞の前に付きます。例えば「鼻持ちならない人物」や「鼻持ちならない態度」「鼻持ちならない性格」といった感じです。

例文

  • 彼は新入社員時代とても自然体で能力をひけらかす事もなかったのだが、出世するに従って鼻持ちならない態度を見せるようになった。
  • 彼女の鼻持ちならない性格に正直愛想がつきかけているが、子供同士が仲良しなので仕方なく親しげなポーズをとっている。
  • 彼の鼻持ちならない態度に嫌気がさしたため、思わずいい加減にしろよと怒鳴ってしまった。
  • 彼女は気付いていないが、その性格から陰で鼻持ちならない女と呼ばれている。

一般的には「鼻持ちならない人」は、自分が嫌われていることに気付いていないケースが多く、指摘されることも少ないため自覚することが難しいようです。

「鼻持ちならない」の類語

「鼻につく」

何だかこの人のしゃべり方は鼻につくな、と思ったことはありませんか。「鼻につく」には、「嫌な臭いがする・嫌味に感じられる」という意味があります。

会話の節々に傲慢さが聞き取れる場合やわざとらしいしゃべり方は、とても不快な気分になります。このような状態を「鼻につく」と表現します。相手の言動を不快に感じるという点では、「鼻持ちならない」と近い意味を持ちます。

【例文】

  • わざとでは無いのだろうが彼女の猫なで声は、とてもイライラして鼻につく感じがする。
  • 彼はクラスの人気者ではあるが、私は彼の言動がいちいち鼻につく
  • 彼女は困った人を見つけるとすぐに手を差し伸べるが、私にはそれが偽善者のように見えて鼻についてしまう

「反吐が出る」

「聞いただけでも反吐(へど)が出るよ」なんてフレーズを耳にしたことはありませんか。テレビドラマなどでよく使われています。「反吐が出る」とは食べたものを吐き戻すことから「とても不愉快である」といった意味を持ちます。

大概は感情的になった時に使う言葉ですが、それだけ相手の言動を不快に思っていることが理解できます。「鼻持ちならない」よりも感情的な言葉ですが意味は似ています。

【例文】

  • まさか真面目な君がカンニングを働いていたなんて、聞いただけでも反吐が出るよ。
  • 彼女の演技はとてもわざとらしく男に媚びる感じがして、見てるだけで反吐が出そうだ。
  • 顔を見ただけで反吐が出そうになるが、もう一度、彼を信じてみることにした。

「鼻をつまむような」

「鼻をつまむような」とは、「品性が卑しく、嫌われて当然な様子または人間」という意味があります。鼻をつまむという行動は臭いモノを避ける時に行い、不快感を表すものです。つまり、相手に対して嫌悪感や不快感を抱いているという意味にとれます。

また、「鼻つまみ者」という言葉もあるように、「鼻をつまむような」は、主に人間を対象にした言葉として使います。

【例文】

  • 学生生活においては最初の印象がとても大切であり、一度鼻をつまむような人間として認識されると退屈な生活を送ることになる。
  • 鼻をつまむような人間と関わると自分も同類と思われる恐れがあるので、彼とは距離を置いて話をすることにした。
  • 彼女はいつも人を見下したような態度を取るため、周囲から鼻をつまむような態度を取られている。

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