「ヤンデレ」とは?意味や使い方をご紹介

みなさんは「ヤンデレ」という言葉をご存知ですか?オタク文化に造詣の深い方はきっとご存知でしょう。しかし「ツンデレ」は聞いたことあるけど「ヤンデレ」は知らないという方も大勢いると思います。ここでは「ヤンデレ」について詳しく解説していきます。

目次

  1. 「ヤンデレ」とは
  2. 「ヤンデレ」の意味と使い方
  3. 「メンヘラ」と「ヤンデレ」の相関関係
  4. 「ヤンデレ」の類語

「ヤンデレ」とは

「ヤンデレ」とは、「病んでる」と「デレデレ」が組み合わさったオタク用語です。「ツンデレ」の亜種だと考えるとわかりやすいかと思います。萌え属性の一つとして、2000年の中頃から後期にかけて広まりました。現在ではメジャーな萌え属性として定着しております。

「ヤンデレ」の意味と使い方

アニメや漫画において

精神を病んだキャラクターが特定の相手に愛情を注ぐこと、または愛情が強すぎるせいで精神的におかしくなってしまったキャラクターを「ヤンデレ」と呼びます。具体例としては「愛情表現が常軌を逸している(盗撮や盗聴行為、監禁など)」「異常なほど主人公に執着を示す(度が過ぎる独占欲や嫉妬など)」が「ヤンデレ」に該当します。

女性キャラに使われることが多いですが、同様の性質をもった男性キャラに使われることもあります。

現実の世界において

「ヤンデレ」という言葉が広まるにつれ、現実の世界でも使われるようになりました。束縛の激しい恋人の愚痴を友だちこぼす際に「俺の彼女ってちょっとヤンデレっぽいところがあってさ」などと言ったりします。

萌え要素の一つである「ヤンデレ」ですが、現実の人に対して使う場合は、否定的なニュアンスを持つことが多いです。

「メンヘラ」と「ヤンデレ」の相関関係

「メンヘラ」とは「メンタルヘルス」の略称である「メンヘル」に英語の接尾語である「er」がくっついた、「精神が不安定な人」を意味するインターネットスラングです。「メンヘラ」は他人に対して異常な執着心や独占欲を持つことがあるとされ、よく「ヤンデレ」と混同されます。

違いとしては、自分が好き、自分を愛してほしい(愛してくれるなら誰でもいい)、自分が世界の中心、と自己愛が強いのが「メンヘラ」で、逆に特定の相手を異常なほど愛し、相手のためなら平気で自分を犠牲にするのが「ヤンデレ」と言われています。

他にも、現実の人なら「メンヘラ」、アニメや漫画のキャラなら「ヤンデレ」という使い分けもされています。

「ヤンデレ」の類語

ツンデレ

「ツンデレ」は「ツンツン」と「デレデレ」が組み合わさったオタク用語で、人前では冷たい態度を取るのに二人きりになると甘えてくるような二面性を持つキャラを「ツンデレ」と呼びます。「○○デレ」というオタク用語はたくさん存在するのですが、その元祖とも言えるのが「ツンデレ」です。

正統派ツンデレ

「ツンデレ」という言葉が生まれた当初は、現在の意味とは少し違っていました。

出会ったばかりのころは冷たかったヒロインが、物語が進むにつれて次第に心を開いていくこと、またはそういったキャラクターのことを「ツンデレ」と呼んでいたのです。

「ツンデレ」の意味が変わり、現在の意味で定着してしまったことで、差別化を図るために、本来の意味を「正統派ツンデレ」と呼ぶようになりました。

クーデレ

「クーデレ」は「クール」と「デレデレ」が組み合わさった言葉です。普段はクールなキャラが甘えたりする際に使われます。

その他

あまりメジャーではありませんが、他にも、
・怠そうな態度を取る「ダルデレ」
・サディスティックな「サドデレ」
・頭に難のある「バカデレ」
・猫のように甘える「ニャンデレ」
・ダンディーな「ダンデレ」
などなど、「○○デレ」というオタク用語がたくさん存在します。


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