「二つ返事」とは?意味や使い方をご紹介

皆さんは「二つ返事」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。小説などで「彼は二つ返事で承知した」という風に使われているのを目にしたこともあるかもしれません。彼はどう承知したのでしょう?今回は、「二つ返事」の意味と使い方についてご紹介します。

目次

  1. 「二つ返事」とは
  2. 「二つ返事」の使い方
  3. 「二つ返事」の類語
  4. 「二つ返事」の対義語
  5. 「二つ返事」のまとめ

「二つ返事」とは

「二つ返事」とは、「すぐに気持ちよく引き受けること」という意味の言葉です。「はいはい、と重ねる返事」という意味からきています。

この「はいはい」と重ねた返事は、「はいはいやればいいんでしょ」というように、よく悪い意味で勘違いされることが多いですが、億劫さや適当さを表す意味で「二つ返事」を使うのは間違いです。

正しくは、「はい!わかったよ!」というような前向きで明るい返事をする時に使われます。仕方なく「はいはい」と返事をする時は「二つ返事」ではありません。

皆さんも子どもの頃、「はいはい」と適当に返事をしたら「返事は一回!」と叱られた経験があるのではないでしょうか。その名残で「一つ返事」を使う人も多いのですが、「一つ返事」という言葉は存在しません。「二つ返事」は「はい」が重なるかどうかよりも、物事に対する前向きな気持ちを表すものなのです。

「二つ返事」の使い方

では、どのような場面で「二つ返事」を使うと良いのか、例文を通してご紹介します。その場面を想像してみてください。
 

  • 「みんながやりたがらない掃除当番を、彼は二つ返事で引き受けてくれた」
  • 「いつも二つ返事で応える彼は、上司から信頼されている」
  • 「断られると思っていたのに、彼女は二つ返事でデートの誘いを受けてくれた」
  • 「私の頼みは絶対に聞かないくせに、彼の頼みは二つ返事で承知する」

このように、相手からの頼み事などを快く引き受ける様子がわかりますね。「はーい」と普通に引き受けるより、「二つ返事」をした方が相手も気持ちいいのではないでしょうか。

ちなみに、「断る時」に「二つ返事」を使うのは間違いです。例えば「大変そうだったので、そのお願いは二つ返事で断った」という使い方はしません。あくまで「二つ返事」は「引き受ける」という場合に使われます。

「二つ返事」の類語

「すぐに気持ちよく引き受けること」という意味の「二つ返事」ですが、他にも気持ちのいい返事を表す言葉は多くあります。皆さんも使ってみてはいかがでしょうか。
 

  • 快諾 (かいだく:申し出などを気持ちよく承知すること)
  • 即応 (そくおう:すぐさま物事に対応すること)
  • 嫌な顔一つぜす(大変な頼まれごとをされても逡巡などせず笑顔で対応すること)

どの言葉からも前向きで爽やかな印象が伝わるのではないでしょうか。日常でこれらの言葉をたくさん使うと、毎日を気持ちよく過ごせるかもしれません。

「二つ返事」の対義語

「はい、わかりました!」と気持ちよく返事をするのが良いですが、そうではない時もあるのではないでしょうか。ここでは「二つ返事」の対義語をご紹介します。
 

  • 生返事 (なまへんじ:心がこもらない返事)
  • いい加減(細かい点への気配りがなく無責任であるさま)
  • 適当  (悪くはない程度にことを済ますこと)

ぶすっとした表情や、やる気のない態度が伝わるような言葉ですね。あまり使いたくない言葉かもしれません。

「二つ返事」のまとめ

「二つ返事」はとても良い印象が伝わる言葉です。頼まれごとがあった時に、「いいけど」「まあ、いいよ」と不愛想に対応するよりも、「いいよ!OK」と笑顔で承諾した方が、相手もほっとするのではないでしょうか。

それに、自分も明るく前向きな気持ちで取り組んだ方が、物事もスムーズに進むのではないかと思います。「二つ返事」は、相手も自分も得をする言葉なのかもしれませんね。皆さんも、誰かに何かをお願いされた時は「二つ返事」で引き受けてみてはいかがでしょうか。
 


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