「帰途につく」とは?意味や使い方をご紹介

皆さんは「帰途につく」という言葉を知っていますか?普段、何となく耳にする言葉である「帰途につく」ですが、意外と正確な意味や使い方をご存じない方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは「帰途につく」の正しい使い方や意味を、類語や英語表現とともに紹介します。

目次

  1. 「帰途につく」の意味
  2. 帰途につくの例文
  3. 帰途につくの類義語とその意味
  4. 帰途につくの英語とその例文

「帰途につく」の意味

「帰途(きと)につく」は、家などの帰り道を辿るさまという意味の言葉です。「帰途」は、ある場所からの帰り道や帰る途中を表します。

「帰途に着く」か「帰途に就くか」

帰途につくの「つく」を漢字表記する際、「着く」と「就く」どちらなのか悩んでしまったことはありませんか?

「着く」は、移動してある地点へ達することを指す言葉です。「行き着く」や「到着」などと言いますね。一方「就く」は、動作を始めることを意味します。「眠りに就く」や「就寝」などと同じ用法です。

「帰途」は帰り道を辿ることを意味するので、帰り道を辿り始める=帰途に就くが正解です。

帰途につくの例文

  • 観たい番組があるので急いで帰途につく
  • テストの結果が良かったので足取り軽く帰途につく
  • 残業を終え、帰途についたのは午前0時を過ぎた頃だった

「帰りの帰途につく」などとすると、帰るという意味が重複してしまうの注意してくださいね。ただし「途に就く」には出発などの意味があるので、「帰りの途につく」という用法なら問題ありません。

帰途につくの類義語とその意味

帰途につくという言葉には、以下のような類義語が存在します。

  • 家路につく…自分の家に帰る道。
  • 帰宅する…自分の家に戻ること
  • 帰投する…戦艦や兵隊や航空機などが基地に戻ること
  • 帰る…元居たところに戻ること
  • 家に帰る…家に戻ること
  • 家に戻る…家に帰ること
  • 引き返す…進んできた道を元へ戻ること

また、「帰途」の同義語に「帰路」があります。「帰途に就く」と「帰路に就く」、どちらも一般的な慣用句ですが、「帰路を探す」「帰路を求める」など、単語としての汎用性が高いのは「帰路」の方です。

帰途につくの英語とその例文

帰途につくを英語で書くと「leave for home」になります。その他の表現は以下のとおりです。

  • to start on one's way home.[帰途につく]
  • to start homeward direction.[帰途につく]
  • in a homeward directoion.[帰途の方向につく]
  • I passed thought the park on my way home.[帰途につくときに公園を通った]
  • didin't know the way home.[帰途を知らなかった]
  • He met misfortune on the return jouny.[彼は帰途につくときに不幸な目にあった]

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