「初志貫徹」とは?意味や使い方をご紹介

「初志貫徹」という四字熟語をご存じでしょうか? まったく知らないという方も、なんとなく見聞きしたことはあっても意味まではよくわからないという方もいらっしゃるのではないかと思います。そこで今回は「初志貫徹」の意味や使い方などをご説明いたします。

目次

  1. 「初志貫徹」の読み方、意味
  2. 「初志貫徹」を用いた例文
  3. 「初志貫徹」に類似した四字熟語
  4. 「初志貫徹」と反対の意味を持つ四字熟語
  5. 「初志貫徹」を英語で表すと
  6. 「初志貫徹」というお店
  7. まとめ

「初志貫徹」の読み方、意味

「初志貫徹」は「しょしかんてつ」と読みます。「最初に決めた意志を最後まであきらめずに貫きとおす」という意味を持つ四字熟語です。「初志貫徹」の「初志」は「最初の志」、「貫徹」は「(意志や考えを)貫き徹(とお)す」ことです。

「初志貫徹」を用いた例文


「初志貫徹」を用いた例文をご紹介しましょう。

  • 小学校のときから助産師さんになる夢を持っていた彼女は、国家試験に合格し、見事に初志貫徹した。
  • 彼の所属する野球チームは優勝を目標に掲げ、「初志貫徹」するため必死に努力した。
  • なんとしても志望校に合格したいとの思いを初志貫徹させるべく、毎日勉強に励んでいる。

「初志貫徹」に類似した四字熟語

「初志貫徹」と同じ意味を持つ四字熟語はなかなか見当たりませんが、初めから終わりまで考えや方針が変わらないという点では「首尾一貫」や「終始一貫」が挙げられるでしょう。また、「初志貫徹」と同様、強い意志を感じさせる表現には「頑固一徹」があります。

「初志貫徹」と反対の意味を持つ四字熟語

「初志貫徹」の対義語と見なしてよさそうな四字熟語には、「融通無碍(ゆうずうむげ)」「臨機応変」、「自家撞着(じかどうちゃく)」や「自己矛盾」などがあります。

「融通無碍」の「融通」は「物事が滞りなくスムーズに進むこと」を表し、「無碍」は「障碍(しょうがい)・妨げがない」とことを指します。つまり、「(考え方や行動に)制約がなく、自由である」さまを表します。「臨機応変」は「機に臨んで変に応じる」ということで、状況に合わせて考えや行動を変えるさまを指します。

上記の2つが使われるようなケースでは、状況次第で「初志」は消えてしまうでしょうが、そのこだわりのなさを肯定的に捉えた表現といえます。

一方、「自家撞着」や「自己矛盾」の場合は、同じ人物の言動に一貫性がなく、辻褄が合わないことを表します。「撞着」は「物事に突き当たる」という意味ですが、自分自身が「撞着」するため辻褄が合わなくなるのです。

「自家撞着」も「自己矛盾」も、当人の意志とは関係なく生じる状況であり、こちらは悪い意味で使われる表現となります。

「初志貫徹」を英語で表すと

「初志貫徹」を英語で表現すると、「carrying out one's original intention」、つまり「最初の考えを実行する」となります。例文を挙げると以下のようになります。

As a result of having accomplished an original intention, he passed the high school desired.
(彼は初志貫徹した結果、希望の高校に合格した)

「初志貫徹」というお店

山梨県の甲府市には「初志貫徹」というラーメン屋さんがあります。お店のホームページがありませんので店名の由来や理念などはわかりませんが、食べログで紹介ページを見ますと、とんこつラーメンや醤油ラーメンはなく、みそ味にこだわったラーメン専門店だということがわかります。

こちらのお店は味噌ラーメンや味噌味担々麺だけでなく、味噌つけ麺なるものが存在します。口コミに目を通すとどの商品も評判が良い印象を受けますが、特に珍しい味噌つけ麺に関して高評価の口コミが多く、一度食べてみたくなります。

参照サイト:食べログ
https://tabelog.com/yamanashi/A1901/A190101/19007542/

まとめ

「初志」を「貫徹」するのはなかなか難しいことです。志が高ければ高いほど困難も多く、継続的な努力も必要でしょう。けれどそのぶんだけ、「初志貫徹」できたときの喜びは何ものにも代えがたいのではないでしょうか。皆さんはこれまでの人生でどんなことを「初志貫徹」しましたか?


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