「ggwp」とは?意味や使い方をご紹介

オンラインゲームではさまざまな略語やスラングが飛び交いますが、「ggwp」もそのひとつです。「gg」の派生的な表現なのですが、意味を知らない方には何のことかさっぱりわからないかもしれません。ここでは、「ggwp」の意味や使い方を解説します。

目次

  1. 「ggwp」の意味
  2. 「ggwp」の使い方
  3. 「ggwp」の他のゲームスラング

「ggwp」の意味

「ggwp」とは、「(It was a) good game, well played」の省略形であり、「いいゲームだった、(互いに、みんな)よくプレイした」という意味を持つ、オンラインゲームのスラングです。

あまりにも極端な省略表現ですが、ネットユーザーの間では、意味がしっかり伝わりさえすれば入力する手間は最小であるほうが便利で合理的という風潮があるため、「ggwp」のようなスラングが用いられています。

英語を省略したスラングですが、オンラインゲームをプレイするユーザーの中ではよく知られている言葉であり、国籍を問わず、日本人同士の対戦でも「ggwp」は使われることがあります。

「gg」について

「ggwp」は、「wp」を省いてgg」(good game:いいゲームだった)の2文字でもほとんど同じ使われ方をされています。

どちらかといえば「gg」のほうがよりカジュアルで使い勝手がよく、スラングとしての知名度も「ggwp」より高いようです。

「ggwp」は「gg」をやや丁寧にしたスラングであると考えるのがよいでしょう。

「ggwp」の使い方

ゲームが終わった際の挨拶

「ggwp」は、主にゲームが終わった際の挨拶として使います。「good」や「well」といった表現の妥当性について考える必要はなく、単に「楽しかったね」「お疲れ様」といったニュアンスの定型表現です。

例えゲームが納得いかない結果に終わったとしても、一緒にマッチングした味方や敵がいなければゲームが成立しなかったわけですから、ゲームが終われば他のプレイヤーに一定の敬意を表するのが一種のマナーと考えられています。

ゲームが終わった際、他プレイヤーに向けて「ggwp」の4文字(「gg」の2文字でも可)を習慣のように発信できるようになると、スマートかもしれませんね。

ゲーム中にも使うことはできる

「ggwp」や「gg」は、まだゲームが終わっていない段階でも使われることがあります。ただしこの場合は、「はいこれで終わり」「俺の勝ち」といったような皮肉的な意味として相手に捉えられてしまう可能性があります。

自分自身に対し、自嘲をこめつつ予見的に「これは間違いなく負けたな、いいゲームだった」と使う分には構いませんが、ゲームが終わっていない段階で他人に「ggwp」や「gg」を使うことは避けたほうがよいでしょう。

主な使い方

(ゲーマーA)

ゲーム中は殺伐としていて怒号も飛び交っていたけど、終わってみればチャット欄が「ggwp」や「gg」で埋め尽くされる。みんないいプレイヤーばかりだな。

(ゲーマーB)

対戦に負けてしまってすごく悔しいけど、私と勝負してくれたことには感謝しなきゃ。「ggwp」の一言だけでも送っておくわ。

(ゲーマーC)

ggwp(※基本はこの4文字だけで良い)

「ggwp」の他のゲームスラング

「ggwp」の他にも、アルファベット数個をつなげただけのゲームスラングは以下のように多数あります。有名どころだけでも覚えておきましょう。

  • lol…「Laughing Out Loud」の略で、「大笑い」の意。「lololol」のように重ねて用いることで、テンションの高さを強調する使い方もある。
  • np…「No Probrem」の略で、「問題ないよ」の意。仲間がミスした時や、うまく事が運ばなかった際のフォローに使う。
  • thx…「Thanks」をもじって省略したもので、「ありがとう」の意。堅苦しさを感じさせないちょっとした感謝やお礼などに使うとよい。
  • wtf…「What the Fuck」の略で、「なんだこりゃ」「マジかよ」の意。驚きのニュアンスをストレートに出せるものの、少々口汚い言葉なので、多用は禁物。

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