「ユー子」とは?意味や使い方をご紹介

「ユー子」とは「ユーザー系子会社」の略で、IT業界や就職・転職関連のネット掲示板で使われているスラングです。銀行や商社など、IT系ではない企業を親会社に持つシステム子会社のことをまとめて指します。ここでは「ユー子」の詳しい意味や使い方について紹介します。

目次

  1. 「ユー子」の意味
  2. 「ユー子」の使い方
  3. 「ユー子」のメリット
  4. 「ユー子」のデメリット
  5. 「ユー子」関連の言葉

「ユー子」の意味

「ユー子」とは企業のシステム業務を担当する「ユーザー系子会社」を略した表現です。おもにIT業界や就職・転職関連のネット掲示板で使われているスラングです。

銀行や生保・損保、商社、電力など、IT系ではない企業を親会社に持つシステム子会社を「ユー子」と分類しています。なおIT系企業を親会社に持つシステム子会社は「メー子」、NTTデータを親会社に持つシステム子会社は「デー子」と呼ばれています。

「ユー子」の由来

「ユー子」は親会社のシステム部門が子会社として分離するケースが多いため、担当は親会社の社員が利用するシステム中心となります。たとえば親会社が銀行の場合は、銀行で働く人たちが使うシステムに関わるというわけです。

親会社の社員がシステムのユーザーであり、そのユーザーに向けてサービスを提供する子会社なので「ユーザー系」と言われています。

「ユー子」の使い方

「ユー子」は、おもに就職・転職関連のネット掲示板などで使われています。あくまでスラングですので、オフィシャルな場面では使わないようにしましょう。

(A)

私はユー子に絞って就職活動をしています。

(B)

このあとユー子の面接があるんだ。めっちゃ緊張する・・・。

「ユー子」のメリット

ユー子のメリット:安定感

「ユー子」のメリットとしてよく挙げられているのが「安定感」です。親会社から安定して仕事を貰えるため、仕事が無くなって困ることは少なく経営が安定しています。また親会社のブランド力を活用できる点も大きなメリットです。

ユー子のメリット:労働環境

また、ブラックと言われているIT業界のなかでも「ユー子」は比較的ホワイトな労働環境だと言われています。

大企業の子会社ということもあり、働き方改革への取り組みや三六協定の遵守など、コンプライアンスを守る風土が整っているからです。

もちろんプロジェクトの進行状況によっては残業時間が増えることもありますが、平均すると他のIT企業よりも残業時間が少ない傾向にあります。

ユー子のメリット:その他

その他のメリットとしては、自社で働くことが多く、客先に常駐することは少ない点が挙げられます。ストレスが溜まりにくいという点では大きな利点です。

なお、これらのメリットはあくまで一般的に言われていることですので、すべての「ユー子」に当てはまるわけではありません。企業によって風土や制度は変わりますので、就職・転職活動の際はよく確認することが大切です。

「ユー子」のデメリット

一方、「ユー子」のデメリットとしてよく挙げられているのが「技術が身につきにくい」という点です。システムの要件定義や設計といった上流工程をメインに担当し、プログラミングなどの製造工程については協力会社に投げてしまうケースが存在するからです。

また、ユーザー企業のシステムは大規模かつ多くの人に影響を与えるものが多いので、システム構築や改修の際には、とにかく安定稼働を重視する傾向にあります。

このため実績のある既存の技術に頼りがちになり、新しい技術を試したり導入したりする機会や環境が整いにくいという問題点が存在します。

就職・転職活動の際のポイント

もちろん、これらのデメリットはあくまで一般的に言われているだけの話です。システム設計だけでなく製造工程や運用サポートにも力を入れている会社は存在しますし、新技術を積極的に導入している会社も存在します。

結局のところ、その会社の方針によるところが大きいのです。就職・転職活動の際は、その会社がどのようなスタンスでシステムやユーザーと向き合っているのかを見極めることが大切です。

「ユー子」関連の言葉

メー子

「メーカー系子会社」の略称です。ここで言うメーカーとは、おもにIT系企業のことを指します。具体的には、富士通、NEC、日立などのシステム子会社がメー子に該当します。

デー子

「NTTデータ子会社」の略称です。その名のとおりNTTデータのシステム子会社のことをまとめて指します。

独立系

メーカーやユーザー企業を親会社に持たず、独立してシステム開発・運用を担当している会社を指します。


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