「リブート」とは?意味や使い方をご紹介

「リブート」という言葉をご存知でしょうか。パソコンをはじめとするIT機器が世間にあふれていますから、聞いたことがあるという方も多いかもしれません。近頃は、コンピュータ用語以外でも使われています。ここでは、「リブート」の意味や使い方をご紹介します。

目次

  1. 「リブート」とは?
  2. 「リブート」の使い方
  3. 作品における「リブート」

「リブート」とは?

「リブート」(英語:reboot)とは、コンピュータ用語で「再起動」、つまりいったんシャットダウンした(電源を切った)コンピュータ機器を、再び起動することを言います。

「re」が「再び」、「boot」が「起動する」の意ですので、一度覚えてしまえばわかりやすい言葉といえるでしょう。同義語として、「リスタート」や「再始動」などがあります。

また、派生的に、コンピュータ用語以外でも「(過去に終わった・停止していた)計画などを再び始動する」といった意味で「リブート」が使われることがあります。

「リブート」の使い方

コンピュータ用語としての「リブート」は、文字通り「再起動」のことを指します。しかし、一般的には再起動と言うほうが馴染みがあり、「リブート」はやや専門用語的かもしれません。

文字通り「再」起動ですので、ただ起動することについては言いません。システムの起動をやり直したり、システムの設定変更を反映したりするためなど、何らかの意図や目的をニュアンスとして含むのが「リブート」の特徴です。

これはコンピュータ用語以外でも同様で、いったん止まっていた計画などを、何らかの意欲的アイディアや革新的変更を盛り込みつつ再びスタートさせる、というニュアンスが特徴です。

例文

  • コンピュータシステムのコア部分に変更を加えた場合、反映のためにはリブートを要求される。
  • パソコンの不具合の原因が特定できない時、ひとまずリブートを試してみても良いかもしれない。
  • 経営部では、かつて棄却した商品開発計画をリブートする案が出ているらしい。
  • かつて三作目まで作られて完結した映画シリーズが、来年リブートされるらしい。

作品における「リブート」

作品(の企画など)について、それを「新たに作り直す」という意味で「リブート」という言葉が使われることがあります。

単に「作り直す」であれば「リメイク」(英語:remake)という言葉もあるのですが、「リブート」という場合には、元作品の大まかな骨子は踏襲しつつも、今風の技術を加えたり、新しい演出を加えたりして「一から作り直す」という含みがあります。

特に、古い作品や、長く続いていて展開がマンネリ化している作品などは、心機一転、新しい作品解釈で作り直すという意気込みも込めて「リブート」と銘打たれることもあります。

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