「ボランチ」とは?意味や使い方をご紹介

皆さんは「ボランチ」という言葉を聞いたことがありますか。サッカーに興味がある方でしたらよく耳にする言葉だと思います。しかし「ボランチ」が具体的にどのような役割や動きをしているのかご存知でしょうか。ここでは「ボランチ」の意味や使い方をご紹介していきます。

目次

  1. ボランチとは
  2. ボランチの使い方
  3. ボランチの役割
  4. ボランチの動き方

ボランチとは

ボランチとは、サッカーにおいてミッドフィルダー(MF)の一番底に配置されるポジションを指します。守備的MFやディフェンシブMFなどとも呼ばれます。

ボランチの語源は、「舵取り」や「ハンドル」という意味を持つポルトガル語の「volante」です。その意味通り、ボランチには攻撃と守備のバランスを保つ重要な役割があり、現代サッカーにおいて試合をコントロールする重要なポジションとなっています。

ちなみに日本では、ボランチの人数によってワンボランチやダブルボランチなどと呼び分けています。

ボランチは万国共通ではない

ボランチは万国共通の言葉ではなく、主に日本とブラジルでしか通用しません。そもそもボランチは南米サッカーの言葉であり、日本にはJリーグ創成期に外国人選手によって持ち込まれました。

ボランチの使い方

  1. このチームのボランチはパスの緩急で攻撃を組み立てるのが上手い
  2. このボランチは、フィジカルが強く、運動量も豊富であり守備能力が非常に高い

ボランチの役割

ボランチの基本的な役割として、大きく下記の3つが求められます。

  1. パスを捌き攻撃を組み立てる
  2. ディフェンスの前での守備
  3. 空いたポジションのカバーリング

①パスを捌き攻撃を組み立てる

ボランチは攻撃の起点となり、前線の選手やサイドバックの選手の動きを把握し、正確なパスを出し攻撃を組み立てていなかければいけません

試合の状況を判断しながら、パスのコースや誰にパスを出すかということを選択し、攻撃のスピードやリズムをコントロールしていくことも求められます。要するに、「今は一気に攻める時」や「攻め急がずパスを回す時」などということを判断していくのです。

さらにボランチのポジションでボールを奪われるとゴールに直結しかねないため、安全にボールをキープし、正確なパスを出す必要があります。

②ディフェンスの前での守備

ボランチはディフェンダー(DF)の前の砦となり、数的に有利なのか不利なのかの判断を瞬時に行い、相手選手からボールを奪ったり、相手の攻撃を遅らせたりする動きが必要となります。

ボランチが攻撃の芽をつむことができれば、味方DFの守備の負担を軽減し、さらにカウンターに繋げることができます。相手の攻撃によって、あらゆる場所で守備を行わなければならず、豊富な運動量も必要となってきます。

③空いたポジションのカバーリング

ボランチには、サイドバックの選手などがオーバーラップした際に、その選手がいなくなったことで空いたスペースに入る役割があります。そうすることで守備の隙をなくし、相手チームの攻め込むスペースを消すことになります。

ボランチの動き方

ボランチが役割を遂行するために、どのような動きをするかというと、大きく3つに分かれていきます。

  1. 常に周囲を観察する
  2. パスを捌けるポジションに移動する
  3. 相手の攻められるスペースを潰す

①常に周囲を観察する

攻撃の組み立てやDF前での守備を担うことからも、常に周囲を観察しながら味方や相手の動きやポジションを見る必要があります。そして、自分がどの位置にいればスムーズに攻撃に移ることができるか、守備の穴を埋めることができるかを判断します。

②パスを捌けるポジションに移動する

ボランチはパスを捌いて、チームの攻撃のリズムを作っていきます。そのために味方からパスを受けやすい場所、かつ味方へパスを出しやすい場所へ移動しなければいけません

ボランチはDFの前にポジションを取っているため、ボールを失うと失点に繋がる危険性が高いです。安全にボールを回せる位置取りをすることは必須であると言えます。様々な場所へ顔を出すボランチの選手の運動量は、チームの中でも高い方になります。

③相手の攻められるスペースを潰す

サッカーはむやみやたらにゴールを目指すのではなく、相手チームのスペースをついてドリブルやパスをしていきます。つまり、スペースを潰すことで相手の攻撃の選択肢を狭めることに繋がります

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