「初心にかえる」とは?意味や使い方をご紹介

慣れやマンネリが生じた際に、「初心にかえる」というフレーズを思い出す方も多いのではないでしょうか。では、このフレーズを構成する「初心」とは、どのような意味合いをもっているのでしょうか。今回は、「初心にかえる」の意味や使い方を「初心」の解説と共にご紹介します。

目次

  1. 「初心にかえる」とは
  2. 「初心にかえる」の使い方と例文
  3. 「初心にかえる」と「初心忘るべからず」
  4. 「初心にかえる」と「原点回帰」
  5. 「初心にかえる」の英語表現
  6. 「初心にかえる」のまとめ

「初心にかえる」とは

「初心にかえる」とは、「何かをしようと決心した時や最初に思い立った際の純粋な気持ちにかえる」という意味です。

具体的には、「物事を最初に始めた頃の気持ちや心構えを改めて思い出す」ということです。では、「初心にかえる」の「初心」とは、どういう意味合いをもっているのでしょうか。

「初心」とは

「初心」は、以下のように、様々な意味をもっています。

  1. 「最初に思い立った時の純粋な気持ち」
  2. 「物事を習い始めて間もないこと」
  3. 「世間慣れしていないこと。うぶなさま」
  4. 「仏教における初めて悟りを求める心を起こすこと」

このうち「初心にかえる」の「初心」は1の意味で用いられています。また、「初心」は「ういごごろ」とも言われ、「世間ずれしていないうぶな気持ち」を表す語としても用いられます。

「初心にかえる」の使い方と例文

  • 仕事には慣れてきたが、緊張感がなくなってきた。初心にかえってがんばろう。
  • 入社式の際、社長から「いつも今日の決意を忘れずに、初心にかえって業務を遂行してください」と訓示を受けた。
  • 最近、守備が緩慢になってきた。コーチからは、「初心にかえって、心新たにプレーをするように」と指導を受けた。
  • トイレの掃除を日課にしてきたが最近はさぼってしまう。今日から、初心にかえって掃除を続けよう。

「初心にかえる」と「初心忘るべからず」

「初心忘るべからず」は、「習い事や学び始めた頃の謙虚で真剣な気持ちを忘れてはならない」という意味の言葉です。世阿弥の『花鏡(かきょう)』の中にある言葉で、座右の銘などにされる場合が多いです。

「初心にかえる」と「原点回帰」

「原点回帰」とは、「物事の出発点にかえること。基本に戻る」という意味です。具体的には、原点に戻って、すべてをやり直すことではなく、基本に立ち返って新たに進んでいくということです。

この言葉も、「初心にかえる」と同様の意味合いをもっています。会社の社是やスローガンなど、対外的にアピールする場面で使われています。

原点回帰のコンセプトを使用した事例は、2002年に放映された『機動戦士ガンダムseed』があります。原点回帰をベースとして製作され、新しいファンを取り込み、人気を得ました。

「初心にかえる」の英語表現

英語表現では、「初心」をa beginners spirit又はthe basicsで表現しています。英語での慣用句表現は、以下のとおりです。

  • go back to a beginners  spirit(初心にかえる)
  • go back to the basics(基本や基礎にもどる)
  • back to a beginners spirit(初心にかえる)

「初心にかえる」のまとめ

物事を始めた頃の新鮮で真剣な気持ちは、日々が過ぎ行く中で、つい、忘れがちになってしまいます。「初心にかえる」という慣用句を、いつも念頭において対応したいものですね。


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