「トメ」とは?意味や使い方をご紹介

ネットで記事を読んでいるときに「トメ」という言葉が分からず困惑した経験はないでしょうか。さらに「ウト」「コトメ」「ウトメ」などの言葉まで加わり意味不明状態におちいった人も少なくないはずです。ここでは「トメ」とその関連語の意味や使い方を詳しく説明していきます。

目次

  1. 「トメ」の意味とは?
  2. 「トメ」の使用例を確認しよう
  3. 「トメ」の関連語とは?
  4. 「ヨメトメ問題」とは?

「トメ」の意味とは?

「トメ」とは「姑(しゅうとめ)」を表すネットスラングです。姑を短く縮めることで言いやすく(書きやすく)したのが始まりだとされています。

「トメ」は、巨大ネット掲示板やそのまとめ記事などで多く使われる表現です。もし、この言葉や関連する言葉の意味を知らずに記事を読むと、ほとんどその内容が伝わりません。

したがって、記事を十分に楽しむためにはこれらの言葉を事前に理解しておくことが必要です。はじめは慣れずに戸惑うことが多いかもしれませんが、何度も読んでいるうちに慣れていくことでしょう。

そもそも「姑」って?

「姑」とは夫の母または妻の母を指す言葉です。一般的には、女性が嫁入りしたときに夫の母親を指す言葉として認識されています。

しかしながら、逆に男性が婿入りするケースだってあるはずです。この場合は、嫁の母親のことを「姑」と呼ぶことになるのでしょう。

国民的アニメ「サザエさん」を例にとれば、「マスオ」からみた「フネ」が「姑」にあたります。

「トメ」の使用例を確認しよう

では、以下の文章で「トメ」の使用例を確認してみましょう。はたして、みなさんは、内容を理解することができるでしょうか。
 

家族会議は案の定修羅場となった。
まずトメが発狂。ウトはそれをオロオロしつつなだめる。
コトメは号泣しながら罵詈雑言浴びせかけてくる。
平然としてたのはコウト君だけだった。
結局、旦那がウトメに一喝して会議は終了したけど、傍から見たらまさに地獄絵図だったと思う。

さて、読んでみた感想はいかがだったでしょうか。この記事の中に登場する「トメ」の意味が理解できていないと、文章の内容を十分につかむことができません。

さらに、文章を正しく理解するためには「ウト」や「ウトメ」といった関連語の理解も必要です。このように、現代のネット掲示板では簡略化された言葉が数多く使われています。

したがって、ストレスを感じることなく記事の閲覧を楽しむには、こういった言葉の理解が必要不可欠なのです。

「トメ」の関連語とは?

「トメ」以外にも知っておくべき言葉がいくつかあります。ここで主だったものを確認しておきましょう。

  • ウト…舅(しゅうと)=夫または妻の父(義理の父)
  • ウトメ…舅と姑の両方=義理の両親
  • コトメ…小姑(こじゅうとめ)=夫または妻の姉妹
  • コウト…小舅(こじゅうと)=夫または妻の兄弟

慣れないうちは、何が何やらで混乱してしまいそうです。しかし、いずれの言葉も元の言葉を簡略化して作られていることが分かります。

したがって、元々の舅や小姑という言葉を知っておけば、慣れるのもそう時間はかからないでしょう。

「ヨメトメ問題」とは?

「ヨメトメ問題」とは、文字通り「嫁姑問題」を指しています。この問題は程度の差こそあれ、どの家庭にも十分起こりうるものです。

また、平安時代には清少納言が代表作「枕草子」の中で綴っていることから、はるか昔から続く普遍のテーマであるともいえます。
 

ありがたきもの。舅にほめらるる婿。また、姑に思はるる嫁。

清少納言『枕草子』より

たしかに、「舅に褒めてもらえる婿」や「姑に大切に思われている嫁」はめったにないものなのかもしれません。

ヨメトメ問題は永久不変?

かつては婿にしろ嫁にしろ、相手の家に入り義理の両親と生活をともにするわけですから、生活習慣や家訓の違いに戸惑うこともあったでしょう。

また、舅や姑からすると婿や嫁は自分たちの家に入るのですから、我が家の「掟」にしたがって当然という考え方を持っていても不思議ではありません。

そして、相手の両親と同居するのがかならずしも当り前とはいえなくなった現代でも、「ヨメトメ問題」はなくなってはいません。むしろ、インターネットが普及している現代では、この問題を扱った記事を多くのサイトで目にすることができます。

これは、両親世代が育ってきた時代の「常識」と、息子・娘世代が育ってきた時代の「常識」が異なることから生じている問題なのかもしれません。だとするならば、今後生活スタイルが変化していっても、この「ヨメトメ問題」は永久になくならないものと考えられます。


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