「プライオリティ」とは?意味や使い方をご紹介

ビジネスシーンで特に耳にする言葉「プライオリティ」。間違った使い方もしやすく、解釈も一つとは限らないこともあり、意外と使いこなすのが容易くない言葉です。ここでは「プライオリティ」の意味や使い方を、関連語や解釈の仕方など様々な面から紹介していきます。

目次

  1. 「プライオリティ」とは
  2. 「プライオリティ」の使い方
  3. 「プライオリティ」の関連語
  4. 「プライオリティ」の解釈

「プライオリティ」とは

「プライオリティ」という言葉は、英語の「priority」をそのままカタカナ読みしたものです。英語では様々な場面や物事において、「優先、先であること」の意味で使われていますが、日本語での「プライオリティ」の意味は以下になります。

  • 優先権
  • 優先順位、優先度
  • 優先すべきこと、先・前であること

「プライオリティ」の使い方

プライオリティの意味により、プライオリティがある、プライオリティが高い、プライオリティを置くなど表現の仕方も変わります。誤った表現にならないよう、意味ごとの表現方法を確認しておきましょう。

優先権という意味で

  • 特許をとっている当社には、競合他社に比べ販売のプライオリティがある。
  • 長年の取引から、A社との交渉に対しB社にはプライオリティがあった。

優先順位という意味で

「プライオリティが高い/低い」という表現が一般的で、「プライオリティが強い/弱い」という表現は適切ではありません。

  • X社はY社より規模は小さい会社だが、当社にとってはY社よりX社の仕事の方がプライオリティが高い。
  • CDラジカセを購入する際の基準として、デザイン性はプライオリティが低くなりがちだ。

優先すべきことという意味で

  • 広報担当者にとって、時期にかかわらずプライオリティを置いている業務の一つが、メディア対応だ。
  • 効率を上げるには、プライオリティを考えて仕事をする必要がある。(優先順位を考えるという意味もあります)

最優先という意味で使われる言葉

複数あるなかで最も優先順位・優先度が高いものを表現するのに、以下の言葉があります。

  • トッププライオリティ(top priority):最優先(事項)
  • ファーストプライオリティ(first priority):最優先(事項)

【例文】
  • 週明けにとりかかるトッププライオリティの仕事は、E社との商談だ。
  • この街で快適に暮らすには、バス路線を知ることがファーストプライオリティと言われた。

「プライオリティ」の関連語

優先的である、優先的な立場という意味合いで、プライオリティというワードを使った複合語がよく見られます。

「プライオリティ+名詞」の表現が一般的で、企業もサービスの名称として使用している場合もあります。以下にいくつか紹介します。

プライオリティシート

プライオリティシート(priority seat)は、電車やバスなどの優先席。つまり高齢者、身体の不自由な方、妊婦の方や小さい子供を連れた方などが、優先的に座れる席のことです。

プライオリティ・シーティング

プライオリティ・シーティング(Priority Seating)とは、ディズニーパークや関連ホテルで、レストランに事前受付するサービスのこと。

各施設内の対象となるレストランに事前に利用予定時刻を連絡し、予定の時間にレストランに行くと少ない待ち時間で優先的に席に案内してもらえます。あくまでも事前受付であり事前予約ではありませんが、待ち時間を短縮できる便利なシステムです。

プライオリティ・パス

プライオリティ・パス(Priority Pass)はプライオリティ・パス社が提供している、世界中の空港ラウンジを利用できる有料の会員制サービスです。

オフィス設備が整う環境で仕事をしたり、アルコールを含むドリンクや軽食をとれるなど、ラウンジでは様々なサービスが受けられます。またプライオリティ・パスを無料で発行する特典付きのクレジットカードもあります。

「プライオリティ」の解釈

プライオリティの意義はあくまで「優先」であり、プライオリティが高いことが、必ずしも重要性の高さにつながるとは限りません。以下に例を挙げてみましょう。

「明日の仕事は、プライオリティが高いA社のクレーム処理から始めなければならない。」

この文章は、以下の二通りの意味を含んでいる可能性があります。

  • 明日の仕事は、重要性が高いA社のクレーム処理から始めなければならない。 (優先度=重要度)
  • 明日の仕事は、重要性が高い他社の仕事はおいといて、緊急性が高いA社のクレーム処理から始めなければならない。 (優先度≠重要度)

特にビジネスシーンにおいては、様々な場面でプライオリティを考えて仕事をします。そのため「プライオリティ」という言葉を使う際には、解釈が一つだけとは限らないことを念頭に置くのが重要です。

なぜ優先しなければならないのか、なぜ優先と言われたのかを認識、共有することが肝要だといえるでしょう。


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