「ドクペ」とは?意味や使い方をご紹介

皆さんは「ドクペ」という言葉を耳にしたことはあるでしょうか。これは「ドクターペッパー」という炭酸飲料のことですが、昔からあるにもかかわらず日本ではややマイナーな飲み物でもあります。ここではドクターペッパーの歴史や名前の由来、特徴などを解説していきます。

目次

  1. ドクペとは
  2. ドクターペッパーの特徴
  3. 日本での販売と派生商品
  4. ドクターペッパーと「シュタインズ・ゲート」

ドクペとは

「ドクペ」とは、アメリカ生まれの炭酸飲料「ドクターペッパー(Dr Pepper)」のことを指す俗語です。

ドクターペッパーがアメリカで販売を開始したのは1885年のことで、これはコカ・コーラの販売開始(1886年)よりわずかに1年早く、アメリカでは最も歴史の古い炭酸飲料です。開発したのはテキサス州ウェーコでドラッグストアを営んでいたウェード・モリソンと従業員のチャールズ・アルダートンで、モリソンは商品の正式な名称を決めるにあたり、健康的なイメージを付けようと義父であるチャールズ・ペッパー医師の名前を借用しました。

現在ドクター・ペッパーのブランドを所有しているのはドクターペッパー・スナップル・グループという会社です。この会社はアメリカ以外の国に工場や販売網を持っていないため、日本を始めとする多くの国ではコカ・コーラ社に生産・販売を委託しています。ちなみに、ドクターペッパー・スナップル・グループはほかにセブンアップやカナダドライなどのブランドも所有しています。

英語での正式名称は「Dr Pepper」であり、「Dr.Pepper」ではありません。1950年代頃までは「Dr.Pepper」と表記されていましたが、筆記体のロゴの「Dr.」が「Di:」のように見えてしまうことや、薬品であるとの誤解を招くという理由により、ピリオドがはずされました。なお、日本での正式な商品名は「ドクターペッパー」で、「ドクター・ペッパー」ではありません

ドクターペッパーの特徴

飲むと、コーラなどとは違う、ハーブ系の独特の味がします。人によって好みの分かれる味で、「薬品ぽい」「杏仁豆腐みたい」と評する人もいます。23種類のフレーバーが含まれていると公式には発表されていますが、原料は非公開であるため、独特の味わいが何によるものかは正確にはわかりません。アメリカのドクターペッパー愛好家たちの推測によれば、薬品のような味わいはサルサパリラという香料を使用しているためではないか、ということです。

ちなみに、とあるアメリカの研究では12オンス(約340g)あたりのカフェイン含有量は42.6mgで、コカ・コーラの33.9mgより少し多目です。

日本での販売と派生商品

日本では1973年より販売が始まりましたが、ハーブ系の炭酸飲料が日本人に馴染みのないことや、戦前より販売されていたコカ・コーラがすでに定着していたことにより、販路の拡大は思うようにいきませんでした。現在でも首都圏や静岡県、沖縄県以外の地域では一般的に流通していません

派生商品として、0kcalの「ドクターペッパー・ダイエット」があります。日本で生産・販売されていますが、店頭で買えるのはコストコのみのようです。

また、チェリーのフレーバーを加えた「ドクターペッパー・チェリー」という商品もあります。こちらは日本では生産・販売されていないので、飲んでみたければ輸入雑貨店や通販を利用するのがいいでしょう。

ドクターペッパーと「シュタインズ・ゲート」

日本では馴染みの薄いドクターペッパーですが、近年ゲーム・アニメファンの間でその知名度が上がりつつあります。これは、2009年にゲームが発売され、2011年にアニメ化されたSTEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)の主人公がドクターペッパーを模した飲料を愛飲していたことによります。

もともとドクターペッパーはその独特な味わいから、選民意識の強い理系のエンジニアたちに好まれていました。「STEINS;GATE」の主人公である岡部倫太郎は自惚れの強い発明家の青年で、ドクターペッパーはそのような彼のキャラクターにぴったりの飲み物といえます。作中に登場するのはドクターペッパーをもじった「Dk Pepper」という飲み物ですが、岡部はこれを選ばれし者の知的飲料と呼んでおり、愛飲ぶりがうかがえます。

2018年には「STEINS;GATE」とドクターペッパーのコラボキャンペーンが作品の舞台である秋葉原で行われました。


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