「円滑」とは?意味や使い方を対義語を含めてご紹介

「円滑」という言葉をご存知でしょうか。「円滑に進める」などの形で使われる、割と見聞きしやすい言葉です。スムーズのようなニュアンスを持っています。ここではそんな「円滑」の意味や使い方を、対義語も含め、順に紹介していきます。

目次

  1. 「円滑」の読み方
  2. 「円滑」の意味
  3. 「円滑」の使い方
  4. 「円滑」の類義語
  5. 「円滑」の対義語

「円滑」の読み方

まず「円滑」は、「えんかつ」と読みます。「円」は訓読みで「まる(い)」と読みます。「滑」は音読みで「こつ」とも読み、訓読みでは「すべ(る)」や「なめ(らか)」と読みます。「円」に関しては日本のお金の単位にも使われているので、特に見聞きしやすい字ですね。

「円滑」の意味

「円滑」は、二つの意味を持っています。一つ目は物事が滞らず運ぶことや、その様子です。二つ目は発言や行動に角が立っておらず、滑らかなことや、その様子を表します。

二つ目の意味に関して、角が立っていないとは、態度が穏やかで刺々しさがないといったニュアンスです。逆に「角が立つ」の場合、穏やかではない所為で円満さを欠くようなことを示します。

「円」は角がない、「滑」はそのまま滑らかという意味を含んでいるので、「円滑」は似ている意味の字の組み合わせですね。

「円滑」の使い方

「円滑」は物事の進行を表すときや、性格、態度などに対して使われます。たとえば「仕事が円滑に進む」だと、「仕事が滞らず、スムーズに進む」といったニュアンスが伝わります。これは一つ目の意味です。

一方で誰かの性格を表すとき、「円滑な人柄」という風に使われます。こちらは二つ目の意味で、「穏やかな人柄」というようなニュアンスです。

また「円滑なコミュニケーションを求める」と使えば、「スムーズな、角が立たない穏やかな交流を求める」と伝わります。この場合は一つ目と二つ目、両方の意味を含んでいますね。

「円滑」の類義語

「円滑」の類義語には、「順調」や「流暢」などがあります。

「順調」について

「順調」は「じゅんちょう」と読み、物事がスムーズに、調子よく進むことを表します。たとえば「仕事が順調に進む」と使った場合、「仕事が円滑に進む」と同じような意味です。

他には「新生活は順調だ」や、「順調なスタート」という風に使われます。どちらも絶好調とまではいかなくても、「いい感じ」のような意味合いを含んでいます。

「流暢」について

「流暢」は「りゅうちょう」と読み、話しぶりに淀みがなく滑らかなことや、その様子を表します。たとえば日本語が上手い外国人に「流暢な日本語ですね」と使えば、「滑らかで自然な、違和感のない日本語ですね」という意図が伝わります。

「円滑」の対義語

「円滑」の対義語としては、「難航」、「頓挫」、「蹉跌」、「故障」などが挙げられます。

「難航」について

「難航」は「なんこう」と読み、雨風などにより、航行が難しくなることです。そこから転じて、障害が多くて物事が捗らないことを表します。どちらかと言えば、後者の意味で使われることが多めかもしれません。

「円滑」の対義語としても、後者の意味を指します。「仕事が難航している」と使えば、「仕事が捗っていない、トラブルが起きた、問題がある」というような状況が伝わります。

「頓挫」について

「頓挫」は「とんざ」と読み、事業などが途中で遂行できなくなることや、勢いが急に弱まることです。また文章や演説の調子が急に変わるといった意味もあります。一般的には、前者の意味で使われることが多めです。読み物などでは、後者を示すこともあるかもしれません。

「計画が頓挫する」と使えば、「その計画が遂行できなくなった」と伝わり、失敗のようなニュアンスを含みます。

「蹉跌」について

「蹉跌」は「さてつ」と読み、つまずくことや、物事が上手く進まず、行き詰まることを表します。また、挫折の意味を含みます。

この言葉は上述の「頓挫」と似ていて、失敗のニュアンスが強めです。「事業が蹉跌する」というように使われます。

「故障」について

「故障」は「こしょう」と読み、この言葉には以下の三つの意味があります。

  1. 身体や機械などが、正常に動かなくなること
  2. 物事の進行を妨げるもの、差し障り
  3. 異論や異議のこと
どれも滞りがないこととは、反対の意味ですね。


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