「如実」とは?意味や使い方をご紹介

「如実」という言葉をご存知ですか?「如」は、日常あまり馴染みがない漢字かもしれません。でも、孫悟空の「如意棒」(ニョイボウ)や「如来」(ニョライ)なら聞いたことがあるのではないでしょうか?ここでは、「如実」の意味や使い方についてご紹介いたします。

目次

  1. 「如実」とは
  2. 「如実」の意味
  3. 「如」という漢字
  4. 「如実」の使い方
  5. 「如実」の類義語

「如実」とは

西遊記に出てくる孫悟空が持っている「如意棒」(ニョイボウ)や、「如来」(ニョライ)は「如」を「ニョ」と読みます。「如実」の「如」は、これと同様に「ニョ」と読み、「如実」は、「ニョジツ」と読むのが正しい読み方です。

ちなみに、「如」は「如才」(ジョサイ)のように「ジョ」とも読まれることもあります。この場合は「如才ない」という使われ方で「気が利いていて、手落ちがないこと」を意味します。

「如実」の意味

「如実」の意味は「あるがまま」「ありのまま」「事実そのまま」です。また、仏教用語では「万物一切の本質で不変の真理」をの意味もあります。

「如」という漢字

「如」は、「女」へんに、「口」と書きます。ここでいう「女」は「従順な女性」を、「口」は「神に祈る」ことを表します。このことから、「如」は「神に祈って従順になる」の意味を表し、転じて「その通りにする。従う。」という意味になります。このことを仏教では、「真如」(シンニョ)とも言い換えられ「ありのままの真の姿」を意味します。

例えば、孫悟空の「如意棒」(ニョイボウ)の「如意」は、「意のまま」に自在に伸縮します。また、「如来」(ニョライ)は、「ありのままの真実(=如)に到達した(=来)者」あるいは「ありのままの真実より来た者」を意味し、転じて「仏の尊称」を意味します。「阿弥陀如来」(アミダニョライ)や「釈迦如来」(シャカニョライ)などは聞いたことがあるのではないでしょうか。

「如実」の使い方


「如実」は、「如実に」という副詞形で使われることが多く、次のような使い方がされます。
 

  • これは、戦争の悲惨な体験を如実に表した手記です。
  • この現場が、事故の大きさを如実に物語っている
  • これらの資料は、タバコが健康に及ぼす影響を如実に示している
  • この小説は、江戸時代の庶民の生活を如実に描いている
  • 彼の言動から、この1年間の成長が如実に感じられた

「如実」の類義語

「如実」と似たような意味合いで使われる言葉に「忠実」があり、「真面目に」「真心を込めて」「誠実に」などの意味合いが含まれます。
 

  • 彼女は、原文に忠実な翻訳をする。(少しの違いもなく、その通りに
  • 彼の部下は忠実に職務に励んでいる。(真面目に、陰ひなたなく

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