「闊達」とは?意味や使い方をご紹介

皆さんは「闊達(かったつ)」という言葉をご存知ですか。「自由闊達」という四字熟語は、目にする機会も多いことと思います。しかし、「闊達」そのものは普段あまり使わない言葉かもしれません。この記事では、「闊達」の意味や使い方をご紹介します。

目次

  1. 「闊達」とは
  2. 「闊達」の使い方と例文
  3. 「闊達」が含まれる四字熟語
  4. 「闊達」の関連語
  5. 「闊」を使った言葉

「闊達」とは

「闊達(かったつ)」とは、「心が広くのびのびとしている様子」という意味の言葉です。「豁達」とも書きます。

「闊」という漢字には、「広い・度量が大きい」という意味があります。また、「疎い(うとい:親しくないこと、物事についてよく知らないこと)・まわり遠い」という意味もあります。そして、「達」という漢字は「通じる・遂げる」に加え、「理解する」という意味があります。

ちなみに、「闊達」は響きが似ていることから「活発」という言葉と混同されがちですが、「活発」は「いきいきとして勢いのよいこと」という意味で、「心の広さ」も表す「闊達」とは似て非なるものです。

「闊達」の使い方と例文

「闊達」は心のあり方を表す言葉です。そして、ポジティブな意味で使われます。「この人はのびのびとして素敵だなあ」と感じた時に、褒め言葉として使うと良いかもしれません。
 

  • 彼は持ち前の闊達さと笑顔で、後輩から慕われている。
  • 彼の闊達な気性のおかげで、その場は丸く収まった。
  • 私は心が狭くすぐに腹が立つので、彼の闊達な性格に憧れる。

「闊達」という言葉は、先述した「活発」のようにあまり気軽に使える言葉ではないかもしれません。人間としての懐の深さを表すためです。もし「あなたは闊達だね」と言われたら、とても良く思われているということですね。

「闊達」が含まれる四字熟語

  • 自由闊達
心が広くおおらかで気取りがないこと、という意味です。「自由」は「思いのままであること、束縛や支配などを受けないこと」を表します。
 
  • 明朗(めいろう)闊達
からっとしていて明るく、些細なことにこだわりがないという意味です。
 
  • 闊達自在
小さなことにこだわらず、心が広いという意味です。「自由闊達」とほぼ同じです。
 
  • 闊達豪放
「豪放(ごうほう)」は度量が大きく小さなことにこだわらない、という意味です。「闊達」と合わせて、堂々として心が広いという意味になります。

このように、「闊達」に他の言葉を組み合わせることで、意味が少しずつ違ってきます。いずれも、良い意味で使われる四字熟語です。

「闊達」の関連語

類義語

  • 寛容(かんよう
心が広くて、よく人の行動を受け入れるという意味です。また、人のあやまちを咎め立て(とがめだて:必要以上に責めること)せずに許すという意味もあります。
 
  • おらか
ゆったりとして細かいことを気にしない、ということです。
 
  • 度量(どりょう)が大きい
他人の言動をよく受け入れる寛大な性質を表しています。「器が大きい」とも言います。

対義語

  • 狭量(きょうりょう)
人を受け入れる心が狭い、という意味です。
 
  • せせこましい
狭苦しくて窮屈な様子を表します。また、気持ちにゆとりがないという意味もあります。「こせこせする」とも言います。

「闊」を使った言葉

  • 闊歩(かっぽ)
大股に堂々と歩くという意味です。また、「政界を闊歩する」など、いばって気ままに行動することのたとえでもあります。
 
  • 迂闊(うかつ)
注意を怠(おこた)り物事を見過ごすさまのことです。「迂闊にも彼の思惑に気づかなかった」という風に使われます。
 
  • 久闊(きゅうかつ)
長い間会わないことや、久しく便りがないことを表します。「ご無沙汰(ぶさた)しています」の「無沙汰」と同じ意味です。
 
  • 闊略(かつりゃく)
おおまかでいい加減な様子のことです。似た意味で、「闊素(かっそ)」とい言葉もあります。
 
  • 闊葉樹(かつようじゅ)
葉が広い樹のことです。「広葉樹(こうようじゅ)」とも言います。


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