「大仰」とは?意味や使い方をご紹介

皆さんは「大仰」という言葉をご存知でしょうか。現在だと頻繁に使用される言葉ではなく、国語の授業くらいでしか目にする機会がないかもしれませんね。「大仰」は「おおぎょう」と読みます。この記事では「大仰」の意味や使い方について、わかりやすく解説します。

目次

  1. 「大仰」とは
  2. 「大仰」の字義解説
  3. 「大仰」の使用例

「大仰」とは

「大仰」の意味

まず「大仰」「おおぎょう」と読みます。いわゆる「湯桶読み」と呼ばれる読み方であり、「だいぎょう」などとは読みませんので注意が必要です。

意味は、「大げさなこと。また、そのさま」「誇大なこと」などです。より詳しく見てみると、以下の通りです。

  1. 物事の規模や人の気分の持ち方などが大きなこと。また、そのさま。
  2. 物事の見かけが実際より大きいさま。実際より大へんなように言ったりしたりすること。また、その事柄。おおげさ。誇大。

(日本国語大辞典, JapanKnowledgeより引用)

「大仰」の歴史

「大仰」という言葉は、日本ではかなり古くから使われていた言葉のようで、中世(16世紀ごろ)の文書にもその用例が見られています。

また、近世(江戸時代ころ)には現在でいう小説や、歌舞伎のセリフの中でよく使われていたようで、そのために現代でも時代劇や時代物の歌舞伎の演目などで聞く機会があると言えます。

「大仰」の字義解説

「大仰」の文字の意味を見てみましょう。まず「大(おお)」は読んで字のごとく、「大きい」という意味があります。

「仰(ぎょう)」は他に、「仰(あお)ぐ」や「仰(おお)せになる」といった言葉に使われる漢字です。「仰(ぎょう)」と音読みにした場合には「程度のはなはだしいさま」を意味します。

これは主に近世に使われていた言葉で、17世紀初め頃の日葡辞書(日本語とポルトガル語の辞書)に「Guiôna (ギョウナ) ヒト〈訳〉物事を大げさに言う人」という用例が載るほどメジャーな言葉だったようです。

現在では「仰々(ぎょうぎょう)しい」や、関西弁でよく使われる「仰山(ぎょうさん)」という言葉になって残っています。

「大仰」の使用例

  • 大仰な言い方はよせ。真実だけを簡潔に伝えろ。
  • なぜ私がクラブが苦手かというと、あの大仰な音や光が体にこたえるからです。
  • 彼は高速道路の真ん中に立ち、大仰な身振り手振りで何か変事があったことを知らせていた。


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