「ジェットエクスタシー」とは?意味や元ネタをご紹介

みなさんは「ジェットエクスタシー」という言葉を聞いて、すぐに何のことだかピンと来るでしょうか?この言葉は、あるお笑い芸人さんがとある番組で公開したオリジナル曲の曲名が由来です。今回は、「ジェットエクスタシー」の意味を元ネタを含めて解説していきます。

目次

  1. 「ジェットエクスタシー」とは?
  2. 「ジェットエクスタシー」の元ネタとは?
  3. 「ジェットエクスタシー」の派生語とは?

「ジェットエクスタシー」とは?

「ジェットエクスタシー」は、お笑いコンビ「フットボールアワー」の後藤輝元さんが、テレビ東京系の人気番組「ゴッドタン」で発表した楽曲です。

同番組の中でも看板コーナーとされる「マジ歌選手権」の第9回にて発表された同曲は、オンエア直後から大きな反響を呼びました。

特に曲の冒頭で後藤さんが叫ぶ「ジェッタシー」という、あまりにも意味不明(後にジェットエクスタシーの略語であることが判明)でとにかくダサいのが特徴でした。

楽曲そのものは格好よく、後藤さんの演奏技術・歌唱力は本職さながらだったのに、とにかく全編にわたって歌詞がダサ過ぎたことが、強力な笑いの破壊力を生み出しました。

その後は「ジェッタシー」というパワーワードだけが独り歩きをはじめ、「とにかくダサい」「非常にいけてない」状態を表す言葉として定着したのが現状です。

「ジェットエクスタシー」の元ネタとは?

「ジェットエクスタシー」の元ネタとされているのが、「Blankey Jet City」の「Sea Side Jet City」という楽曲です。

「Blankey Jet City」は、1987年に結成された日本の3人組ロックバンドで、その全盛期はフットボールアワーの後藤さんが青春時代を過ごした時期と重なります。

そして、「Sea Side Jet City」と「ジェットエクスタシー」を聞き比べてみると、両者が非常に似ていることが分かるでしょう。

似ている点は、曲調や歌い方だけにとどまりません。歌詞の端々にも、後藤さんがこの楽曲へのオマージュとして「ジェットエクスタシー」を制作したことが分かります。

「ジェットエクスタシー」の派生語とは?

次のような「ジェットエクスタシー」から派生してできた言葉は、いずれもその後の「マジ歌選手権」の中で生まれました。

  • ジェッタりはん
  • ジェッタニー
  • ジェックス

「ジェッタりはん」は、後藤さんが演奏中に見せた、お笑い芸人のひょっこりはんさんの持ちネタ「ひょっこりはん」のような動作に対して寄せられたコメントです。

また、「ジェッタニー」と「ジェックス」は、2012年6月30日の番組放送時、劇団ひとりさんと後藤さんのまるで中学生男子のような会話で使われました。

「○○さんのこと想像してジェッタニーしてるんでしょ。」「ジェッタニーはせえへん。○○ちゃんとジェックスしたいんや。」

ご想像がついた読者様もいるかもしれませんが、ジェッタニーは自慰行為、ジェックスは性交のことです。下ネタですので、あまり使う機会はないでしょう。


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