「ばちこり」とは?意味や使い方を元ネタを含めてご紹介

インターネットで「ばちこり」という言葉を聞いたことはありませんか?「ばちこり」はゲーム配信者の「もこう」さんが使い始めた言葉で、その響きや勢いの良さからネットユーザーの間で広まりつつある言葉です。ここでは「ばちこり」の意味や使い方を元ネタを含めてご紹介します。

目次

  1. 「ばちこり」の意味
  2. 「ばちこり」の使い方
  3. 「ばちこり」の元ネタ
  4. 「もこう」さんとは?
  5. 「ばちこり」が登場したメディア

「ばちこり」の意味

「ばちこり」とは「バッチリ・ガッツリ」といったニュアンスをもつ言葉です。

若者を中心に動画サイトやSNSなどで使われているネットスラングのひとつであり、言葉の響きが小気味良く、勢いもあることから、一気にネットユーザーの間で広まりました。

「ばちこり」の使い方

「ばちこり」の使い方ですが、具体的には「ばちこり〇〇する」のように、動詞と組み合わせて副詞として用います。

言葉の響きや雰囲気などからニュアンスを想像しやすい表現となっていますので、ネットスラングに詳しくない方に対しても使いやすい言葉と言えるでしょう。

(A)

明日の試合、ばちこり決めていくぜ!

(B)

この攻撃をばちこり決めて、オレの勝ちだ!

(C)

やべぇ、相手の攻撃をばちこり食らってしまった…

使用にあたっての注意点

スラングとしては日常でも使いやすい感がある「ばちこり」ですが、あくまでネット用語ですので、ビジネスシーンやオフィシャルな場では使用しないほうがよいでしょう。

また「ばちこり」には少々攻撃的・威圧的なニュアンスが含まれていますので、使う相手によっては不快感を与えてしまうおそれがあります。使用する相手と場面には注意しましょう。

「ばちこり」の元ネタ

「ばちこり」という言葉を使い始めたのは、ゲーム配信者の「もこう」さんです。

もこうさんはもともと配信中に「ばっこり」という言葉を使っていましたが、いつしか「ばっこり」が「ばちこり」と変化し、それが定着して今に至っています。

「ばっこり」は誰が使い始めたのか?

「ばちこり」の元となった「ばっこり」という言葉は、もともとはインターネット配信者の「ウナちゃんマン」さんがよく使っていたものです。

よく「ばっこりはもこうさんが使い始めた」と勘違いされている方がいますが、もこうさんはウナちゃんマンさんに影響されて「ばっこり」を使い始めました。この点については、もこうさん本人が自身の動画でそのように語っています。

「もこう」さんとは?

「もこう」さんとは、現在Youtubeやニコニコ動画などで活躍しているゲーム実況者です。

2009年に投稿した人気ゲーム「ポケットモンスター」の動画「厨ポケ狩り講座」シリーズの大ヒットをきっかけに、これまで数々の動画投稿やネット配信をされてきました。

また、e-sportsプレイヤーとしても評価されており、パズルゲーム「ぷよぷよ」のプロライセンス選手のひとりとして日本eスポーツ連合から認定されています。

声優としてもデビュー

もこうさんは、さらに「馬場豊」名義で声優としてもデビューしており、スマートフォン向けアプリゲームやアニメに出演した経歴を持っています。

ゲーム配信者、e-sportsプレイヤー、声優と、今後もマルチな活躍が期待される配信者のひとりです。

「ばちこり」が登場したメディア

「ばちこり」という言葉は、いくつかのメディアに登場しています。ここでは代表的なものをご紹介します。

「ばちこり」が登場した漫画

「ばちこり」は押切蓮介さんの漫画『狭い世界のアイデンティティー』に登場しています。

漫画内の1コマに「ばちこりもこり」という、もこうさんのパロディキャラクターが写っており、そこには「ばちこり」の文字がはっきりと書かれています。

「ばちこり」が登場したテレビ番組

「ばちこり」はマツコ・デラックスさんが出演されているテレビ番組「月曜から夜ふかし」にも登場しました。

番組内の街頭インタビューにて、質問に答えていた一般の方が「ばちこり」を使用し、テロップにも「バチコリ」と表示されていました。


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