「ファーwww」とは?
「ファーwww」とは、面白いものや衝撃的なものを見たときに使う笑い声を文字に起こしたもので、おもにインターネット掲示板やtwitterなどのSNSで使われています。
「ファーwww」という表現が持つテンションの高さや、そこはかとなく楽しそうな雰囲気がネットユーザーに受け、掲示板やtwitterなどで一気に広まりました。
なお「ファーwww」はインターネット界隈を中心に使われるネットスラングなので、日常会話やビジネスシーンで使われることはほぼありません。
「ファーwww」の使い方
「ファーwww」は面白い書き込みや驚くべき発言を見つけたときに使います。ただし、あくまで「笑い」を表現したスラングなので、単に驚いただけの場面では使いません。驚きとともに笑いがこみ上げてくるようなシーンでならマッチするでしょう。
「ファーwww」の使用例1
(A)
今月だけで3人にフラれてるんだが…w
(B)
ファーwww
「ファーwww」の使用例2
(A)
明日がテストだと思ってたら今日だったww
オワタwww
(B)
ファーwww
「ファーwww」の元ネタ
「ファーwww」の元ネタは、タレントの明石家さんまさんの笑い声です。さんまさんがテレビ番組などで見せる独特の引き笑い(息を吸いながら笑うこと)を、文字で表現したのが「ファー」なのです。
さらにネットスラングで笑いを表す「w」が語尾に添えられることで、「ファーwww」は勢いやテンションの高さを感じさせる表現となっています。
「ファーwww」の表記パターン
「ファーwww」は笑い声が元ネタということもあり、いくつか表記揺れが存在します。基本的に冒頭の「ファー」までは共通していますが、違いが見られるのは語尾の表記です。
- 「ファーww」(笑いを表す「w」の個数の違い)
- 「ファーww」(半角カタカナの使用)
- 「ファーwwファーww」(繰り返す)
- 「ファー↑」(テンションの高さを「↑」で表す)
いずれも明石家さんまさんの笑い声の特徴や、面白い雰囲気、テンションの高さが上手く表現されています。
「ファーwww」の音は「シ」?
匿名掲示板「open2ch.net」にて、明石家さんまさんの笑い声の謎を解明するスレッドが立てられたことがあります。
そのスレッド内では、明石家さんまさんの「ファーwww」は「シ」の音階だと紹介され話題となりました。
一方で、ライター兼ゲーム音楽ピアニストのらくしゅみくすさんは、「“シ”に近いですけど私は限りなく“シ”に近い“ラ”に聞こえました」と発言しています。
音階についてはこのように意見が分かれているようですが、いずれにせよ音の分析にまで発展するほど、「ファーwww」は注目度の高いワードであると言えますね。