「絶食系」とは
「絶食系」とは、恋愛に興味がない、恋愛をしたくないと考える人のことで、男性・女性を問わず、若者を中心に使われている言葉です。
恋愛に積極的でない傾向にある人を「草食系」と呼びますが、それをさらに深化させた言葉として世間で認識されています。
「絶食系」の特徴
恋愛が苦手
異性と関係を持たずに何年も過ごしてきたという人の中には、「どのように人を好きになればよいかわからない」、「自分は異性を好きになった経験がない」ということで、恋愛に苦手意識を持ってしまう場合があります。
気づいたら「絶食系」となっているパターンですね。このような人たちを、「絶食系」とは区別し「断食系」と呼ぶ場合もあるようです。
恋愛に無関心
自分の主義として「絶食系」を貫いている人もいます。そういった人たちが、「絶食系」でいる理由は以下のような場合が多いようです。
- 恋愛に時間を使うよりも仕事や趣味に力を入れたい
- 恋愛は疲れるから嫌だ
- どうせ別れるなら最初から付き合いたくない。関係が悪化して傷つきたくない。
「絶食系」の使用例
- 俺は「草食系男子」というよりも「絶食系男子」だから、女性には全く興味がないんだ。
- 「絶食系」の増加が少子化の要因の一つであるという話を聞いた。
- 私の好みのタイプは絶食系だから、いつも報われない。
「絶食系」の関連語
「肉食系」
「肉食系」は「絶食系」の対義語と言えます。恋愛に積極的であり、異性とより親密な関係をつくろうとする人のことです。異性に対するアプローチの積極性を、肉食動物が獲物を捕まえる様子に例えたものです。
「草食系」
「肉食系」と「絶食系」の中間に位置するのが「草食系」です。「草食系」とは、異性との恋愛に消極的な人のことを言います。