「タキツバ」ことタッキー&翼(たっきーあんどつばさ)とは
「株式会社ジャニーズ事務所」といえば日本の有名な男性アイドルが多く所属している芸能事務所です。「タッキー&翼」も「ジャニーズ」に所属していた男性アイドルデュオであり、2002年(平成14年)にデビュー、2018年(平成30年)9月10日で解散しました。
メンバーは滝沢秀明(タッキー)と今井翼(翼)の2人で構成されており、デュオ名である「タッキー&翼」を省略した「タキツバ」の愛称でも知られています。有名な楽曲に、「夢」、「Venus(ヴィーナス)」などがあります。
昨今「タキツバ」という言葉をよく耳にする機会が多くなった要因に、毎年ジャニーズが総出する「ジャニーズカウントダウン2018-2019」(フジテレビ)で、9月に解散したはずの「タッキー&翼」が一夜限りの再結成を果たしたことで、話題となったことがあります。
次に、メンバーの二人について簡単にご紹介したいと思います。
「タキツバ」の「タッキー」こと滝沢秀明とは
芸能事務所ジャニーズに所属し、グループなどでCDデビューをしていないタレントを「ジャニーズjr.」と呼びます。1998年(平成10年)頃「ジャニーズjr.黄金期」と呼ばれる、ジャニーズjr.の人気絶頂期がありました。「ジャニーズjr.黄金期」のリーダーとして人気の筆頭にいたのが、「タッキー」こと滝沢秀明(当時16~17歳頃)でした。
「タッキー&翼」解散後は、ジャニーズの裏方に回り、ジャニーズjr.の育成やプロデュースに携わると発表されています。
「タキツバ」の「翼」こと今井翼とは
滝沢秀明と同じく 「ジャニーズjr.黄金期」で人気を博していたジャニーズjr.の一人です。「タッキー&翼」を解散と同時に、ジャニーズ事務所を退所しています。2014年(平成26年)頃からメニエール病を患い、休業を繰り返していました。
解散と退所の理由に、メニエール病の療養と、自身による「けじめ」であると語っています。
具体的な「タキツバ」の使い方
「タキツバ」という言葉は、「タッキー&翼」の公式ホームページでも使用されていることから、ファンの間だけでなく、公式的な愛称として親しまれていることが伺えます。
では具体的に、どのようなときに使われている言葉なのでしょうか。事例をもとに、ご紹介していきたい思います。
- デュオ名として使用する
意味:「デュオ『タッキー&翼』のコンサートに行った」
- 滝沢秀明と今井翼について、二人まとめて話すとき
意味:「滝沢秀明と今井翼が出演しているテレビ番組を見た」
上記の通り、大きく分けて2パターンの意味で使われていると考えられそうです。ただし、二人組のグループのため、はっきりとした使い分けの境界線はあいまいな部分もあります。
次に、「ジャニーズjr.黄金期」と呼ばれる、滝沢秀明と今井翼が人気を博していた時期とは、いったい何なのか。「ジャニーズjr.黄金期」に活躍していた、現在有名なジャニーズタレントも一緒にご紹介したいと思います。
「タキツバ」が活躍していた「ジャニーズjr.黄金期」とは
1998年(平成10年)頃、「テレビ朝日」で放送されていたバラエティ番組に「8時だJ」というものがあり、当時のジャニーズjr.がメインで出演してい番組がありました。「ジャニーズjr.黄金期」とは、主に「8時だJ」で人気を博していたジャニーズjr.が、たくさん出演していた時期をいいます。
当時のジャニーズjr.には、滝沢秀明、今井翼のほかに、現在の嵐、関ジャニ∞、山下智久、風間俊介、生田斗真らがいました。また、「タッキー&翼」が解散した年と同じ2018年(平成30年)12月に、ジャニーズ事務所を退所した渋谷すばるも出演していました。
最後に、「タッキー&翼」の今井翼が患っているとされる「メニエール病」とはいったいどのような病気なのか、簡単にご紹介したいと思います。
今井翼が患っている「メニエール病」とは
「メニエール病」とは、内耳(ないじ)に関する症状が現れる病気です。主な症状として、ひどいめまいや吐き気、耳鳴り、難聴などがあるといいます。
「タッキー&翼」は、女性に人気の高い男性アイドルデュオとして、芸能の世界で活躍していました。一つの時代を築いた男性アイドルの解散は惜しまれますが、新たな道を歩み始めたそれぞれの門出を、そっと応援してあげたいですね。