「センセンシャル」とは?意味や使い方を由来を含めてご紹介

「センセンシャル」って言葉を見聞きしたことがありますか。言葉の響きはエッセンシャルと似ていますが、英語ではありません。では、「センセンシャル」にはいったいどんな意味があるのでしょう。語源も含めて使い方と併せてご紹介します。

目次

  1. 「センセンシャル」の意味と使い方
  2. 「センセンシャル」の元ネタは

「センセンシャル」の意味と使い方

「センセンシャル」とは、謝罪の意味を表すネットスラングです。ネット上では投稿者にとって不都合な事態が生じた際や他者に迷惑をかけた際に、主に文末で使われています。「遅刻してしまって、センセンシャル!」などと言う場合ですね。

用例は主に2種類あり、投稿者自身が不利益を被ってしまった場合と投稿者自身が第三者へ不利益を与えてしまった場合です。

投稿者自身が不利益を被ってしまった場合

(ネットで注文した品物が指定日に届かない場合):

  • 「あれがないと困るんだけど!センセンシャル!勘弁してくださいよ~。」
(高速バスを利用したのに渋滞に巻き込まれてしまった場合):
  • 「予定が狂っちゃったよ~!せめて1時間遅れで到着してほしいなあ。センセンシャル!」
また下のツイートは、投稿者自身にとって、ゲーム操作の不具合は迷惑であるため早く解消してほしいことを願って使われているようです。他のネットスラングと一緒に使われています。

投稿者自身が第三者へ不利益を与えてしまった場合

(遅れて友達に借りた品物を返す場合):

  • 「早く返そうと思ったんだけど遅くなってごめんなさい!センセンシャル!」
(友達を30分待たせてしまった場合):
  • 「寝坊してしまってごめんなさい!センセンシャル!」
(約束していたことをすっかり忘れてしまった場合):
  • 「センセンシャル!お詫びに何でもするけど限度はあるよ」
次に示すツイートは、視聴者に対してイラストをアップできていないことを反省し、しっかりと謝罪の気持ちを伝える内容です。「センセンシャル」だけだと伝わらない場合があるためか、本来の意味を先に述べています。

「センセンシャル」の元ネタは

『真夏の夜の淫夢』というゲイビデオの中において出演者がセリフを早口で言っているために、「お願いします!すみませんでした!」が「オナシャス!センセンシャル!」に聞こえてしまうことに由来しています。これがネタとなりネットを中心にして使用者が増えたことにより、一部においてネットスラングとして認知されるようになりました。

なお、「オナシャス」の詳しい解説については、「オナシャス」をご覧ください。


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