「キリ番」とは?意味や使い方をご紹介

「キリ番」という言葉をご存知でしょうか?最近ではめっきり出番が減り、存在感が薄くなっってきた「キリ番」・・・聞いたことはあるけど、具体的にどんなものを指すのか気になる方もいらっしゃるかと思います。本記事では「キリ番」の意味や使い方をわかりやすく解説します。

目次

  1. 「キリ番」の意味
  2. 「キリ番」の定義
  3. 「キリ番」の使い方
  4. 古きよき「キリ番」

「キリ番」の意味

キリ番(きりばん)とは「切りのよい番号」の略です。インターネット上のウェブサイトには、訪れた人数をカウントする「アクセスカウンタ」というものが設置されていることがあります。

アクセスカウンタに表示される切りのよい数字、切りのよい番号を「キリ番」といいます。また、インターネット上以外の日常生活においても、切りのよい数字や番号、数値をキリ番ということもあります。

「キリ番」の定義

「切りのよい番号」とは具体的にどのような数字なのでしょうか?具体的には、100や2000や30000など、先頭の数以外は全てゼロの数字がキリ番にあたります。

また、777や1111など同じ数字が続くゾロ目のものもキリ番の一種です。「ゾロバン」と呼ばれることもあります。その他にも、12345など連続する数字が続く「連番」や、151、12321、75357など逆さに数字を並べても同じ数になる「回文数(かいぶんすう)」「ミラバン」とも呼ばれます)、4649(よろしく)、5963(ごくろうさん)など語呂合わせされた「ゴロバン」もキリ番の仲間です。

回文数(ミラー数字)についての補足

なお、ミラバンはミラー数字とも呼ばれ、ミラーは鏡を意味します。美しい数字の並びに神秘を感じる文化は昔からあります。時計や車のナンバープレート、レシートや切符など、ふとしたときに気になった数字や、気付いたらよく目にしている数字(エンジェルナンバーと呼びます)から何かしらのメッセージを読み取る占いもあるようです。また、この回文数は、日本語特有の言葉遊びともいえる回文からきています。

有名なものでは「しんぶんし」や「きつつき」、少し長いものでは「関係ない喧嘩(かんけいないけんか)」や「串カツ懐かしく(くしかつなつかしく)」など面白いものもあります。

「キリ番」の使い方

いつもの暮らしの中でも、切りのよい数字やゴロのよい数字に巡り合えるとなんだか嬉しいですよね。サイトに訪れた際に、アクセスカウンタにキリ番が表示されることを「キリ番を踏む」といいます。

また、キリ番を踏むことによって、そのウェブサイトならではの特典を受けられることもあります。キリ番を踏むことを「キリ番をゲットする」ともいい、キリ番を踏んだ方を「キリ番ゲッター」と呼びます。キリ番ゲッターの方々の名前を表示するウェブサイトもあります。その際は、管理者の方にスクリーンショットやお祝いの言葉などを送り、キリ番を踏んだことの証明を要する場合もあります。

「キリ番」の使い方としては、

「やったー!キリ番ゲットだぜー!」
「私がキリ番を踏みました。」
「このキリ番の切符、大切にしよう!」

など、日常的にも気軽に使えます。是非機会があれば使ってみてくださいね。

また、携帯電話向けゲーム「にゃんこ大戦争」には「キリ番の番人」というステージもあります。

古きよき「キリ番」

2000年代前半のインターネット社会では、回線速度が現在ほど速くなかったため、ウェブサイトにアクセスし、画面が表示されるまで大変時間がかかるということも日常茶飯事でした。現代のように動画サイトをサクサク見るなど、気軽にできる所業ではなく、また、インターネットを利用する人口も今ほど多くはありませんでした。

そんな中、ウェブサイトの作り手は、少しでも多くの人に見てもらいたい気持ちを込め、どれくらいのひとが自分のウェブサイトに訪れるのか解析するため、アクセスカウンタを置きました。日々、アクセスカウンタがどれくらい増えたのか、わくわくドキドキしながら見ていたものです。

ひとりひとりの訪問を特別大切にしていた懐かしい時代です。アクセスカウンタでキリ番が刻まれることは祝福され、ユーザからお祝いの言葉をもらうこともありました。当時において、キリ番を踏むことは特別なことだったのです。当時のネットゲームなどにおいては、キリ番を踏むと特別なアイテムをもらえることなどもありました。

また、キリ番ほしさに更新(F5キー連打)を繰り返し、意図的にキリ番をゲットする熱心なキリ番ゲッターもいました。逆に、キリ番をゲットしても報告しない人もいて、キリ番を「踏み逃げ」した、なんて冗談半分に非難されることもありました。「踏み逃げ厳禁!」などとキリ番を踏んだときは報告を促すウェブサイトも実在しました。

インターネット社会は日進月歩、どんどん新しい文化が生まれます。進み続ける世界で、ときに足を止めて、昔を懐かしんでみるのもよいかもしれませんね。

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