「モーメント」とは?意味や使い方をご紹介

皆さんは日常生活で「モーメント」という言葉を見聞きしたことがありますか?「モーメント」という言葉は物理学用語からTwitterの機能、便利なスマホアプリ、手帳にいたるまで、様々な場面で使われています。今回は「モーメント」の意味や使われ方を解説していきます。

目次

  1. 英語の「モーメント」
  2. 物理学における「モーメント」
  3. 「Twitter」のモーメント機能
  4. スマホアプリ「モーメントキャム」
  5. 手帳「モーメントプランナー」

英語の「モーメント」

モーメントという言葉は、英語の名詞「moment」をカタカナ表記したものです。「moment」には、「瞬間」とか「少しの間」というような意味があります。例えば「Wait a moment」というと、「ちょっと待ってください」という意味になります。

物理学における「モーメント」

力のモーメント」という物理学用語があります。これは「ある物体を回転させようとする力」のことを指します。

「力のモーメント」は別名をトルクともいい、「力の大きさ」と「作用線と回転の中心の距離」の乗算によって求めることができます。後者についてご説明すると、例えば、軸にはまった円盤を回転させようとした場合、軸の近くに力を入れるより、円盤のふちに力を入れたほうがよく回ります。これは「作用線と回転の中心の距離」が長いからであり、したがって「力のモーメント」が大きくなっているということなのです。

これに対し、「ある物体を回転させたり、逆に回転を止めたりするのに必要な力」のことを「慣性のモーメント」といいます。「慣性のモーメント」の計算方法はやや複雑ですが、物体の質量と回転軸の位置が影響します。物体が重かったり、回転軸が物体の中心からずれていると「慣性のモーメント」は増大し、回転させづらく、またいったん回転が始まれば止まりにくくなります。

「Twitter」のモーメント機能

2015年10月より、Twitterに「モーメント」という機能が追加されました。当初は日本では利用できませんでしたが、2016年9月からは日本の全ユーザーによるモーメントの作成・閲覧が可能になりました。

Twitterで「モーメント」と呼ばれているのは、あるトピックに関連した複数のツイートをまとめて表示する機能です。自分のツイートだけでなく、ほかの人のツイートも追加して表示できるのが特徴です。

「モーメント」には、Twitterモーメント公式アカウントが作成したものと、一般ユーザー(企業の公式アカウントなども含む)が作成したものがあります。公式アカウントが作成したモーメントは時事性が強く、主にいま話題のニュースに関連したツイートがまとめられています。一般ユーザーが作成したモーメントはあまり時事性を重視せず、単なるツイートまとめとして用いられている場合が多いようです。

スマホアプリ「モーメントキャム」

MomentCam(モーメントキャム)というスマートフォン用アプリが、2013年頃から若者の間で流行しています。Hightalk Software Corpという会社が開発しており、撮影した自分の顔写真を元に、似顔絵を作成してくれるアプリです。できあがった似顔絵は髪型や服装を変えたり、背景を付けることができ、またLINEスタンプや、Twitterのアイコンとして利用することができます。

自分の姿をアイコンやスタンプにしたいけど、写真をそのまま使うのは「身バレ」が怖い、という人は利用してみるといいかもしれません。

手帳「モーメントプランナー」

「Greeting Life」という会社が販売している「MOMENT PLANNER(モーメントプランナー)」という手帳があります。2014年にテレビ番組『マツコの知らない世界』で紹介されたことから人気となり、長く品薄の状態が続いています。

従来の手帳は週・月・年のページが分かれているため、ページを前後にめくりつつ日程を記入しなければなりませんでした。しかし、この手帳は折り込み式になっているため、週・月・年のページを同時に見ながら日程を管理することができます。

現在、バーチカル型(見開き2ページを使い、横軸を日付、縦軸を時刻として一週間を管理する形式)とホリゾンタル型(見開き2ページに7日分のメモを設ける形式)の2種類が販売されています。

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