「グンマー」とは?意味や使い方をご紹介

2010年頃からネット上で「グンマー」という言葉が流行しました。「グンマー」とは群馬県を指しますが、ここでは群馬県の基礎知識も含め、そのように呼ばれるようになった由来を含めて、「グンマー」の意味や使い方について解説していきます。

目次

  1. 「グンマー」とは
  2. 群馬県ってどんなところ
  3. 「グンマー」の由来
  4. 「グンマー」の使い方
  5. 「グンマー」を使うときの注意点

「グンマー」とは

「グンマー」という言葉、最近よくインターネット上で目にすると思いますが、何なのか、どういう意味なのか今更聞けませんよね。

「グンマー」とは「群馬県」を指す言葉です。では、なぜ群馬県が「グンマー」と呼ばれるようになったのでしょうか。

群馬県ってどんなところ

群馬県は関東地方の北西部にあり、県庁所在地は前橋市で、群馬県庁は展望台もある大きな建物です。観光地には日本三名泉の一つ、草津温泉や2014年に世界遺産に認定された富岡製糸場などがあります。

出身の有名人には、嵐の櫻井翔さん、歌手の氷室京介さんやタレントの中山秀征さん、井森美幸さんなどがいらっしゃいます。かわいらしいゆるキャラの「ぐんまちゃん」も全国的に有名です。

そんな群馬県ですが、ネット上では「未開の地、グンマー」と呼ばれています。なぜ未開の地などと言われるようになったのでしょうか?

「グンマー」の由来

この「グンマー」はネット上で2010年頃から広まったものですが、誰が最初に言い出したのかなど由来ははっきりしていません。しかしながら、2ちゃんねるに投稿された文章がコピペとなり広まったという説が有力です。その文章とは、外国人風の顔をした方が警察官に職務質問をされるという話で、その中で「グンマー」という単語が出てきます。

警察官「国はどこ?」
職質された人「群馬」
警察官「グンマーね」

という話になっており、警察官が「群馬」を「グンマー」という(実際にはない)どこかの国だと勘違いしたというのです。ちなみに、この職質された人はそれまで「ミャンマー」というあだ名だったそうなのですが、これ以降「グンマー」と呼ばれるようになったそうです。

「グンマー」という単語がこれより前に出てきたのか、これが発祥なのか定かではありませんが、このコピペにより「グンマー」が広まったと考えられています。この単語が出てきてから、アフリカの部族の画像に「群馬県」や「グンマー」などの単語を入れたコラージュ画像が作られるようになりました。

「グンマー」の使い方

では、「グンマー」はどうやって使えばいいのでしょうか?

ネット上では砂漠であったり、ジャングルの画像に「群馬県」や「グンマー」といった言葉が入ったコラージュ画像が多くあります。そのため、テレビやネットの動画などで未開の地や秘境の映像が出てきた時に、それを指して「グンマー」と使うことができるでしょう。つまり、日本の田舎よりさらに田舎、人がいなさそうな所を指してこの単語を使うといいかもしれません。

「グンマー」を使うときの注意点

「グンマー」の意味、由来について書いてきましたが、注意点があります。それは「グンマー」を「不用意に使うこと」です。一部のネット上では「未開の地、グンマー」といって面白がられていますが、地元の、群馬県民の方がこの単語と使われ方を知った時にどう思うでしょうか?

自虐的に使われる方もいるかもしれませんが、不快に思われる方もいるでしょう。当然、ネット上でもこの言葉をみて、不快に思う方がいますので、時と場合によって十分に使い方を考えたほうが良いでしょう。
 


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