「目を見張る」とは?意味や使い方をご紹介

小説などの文章で、「目を見張る」という表現を見たことがある方は多いのではないでしょうか。ただ「見る」だけではなく「目を見張る」を使うと、感情が強く表れていることがわかります。この記事では、「目を見張る」の意味や使い方を例文も交えてご紹介します。

目次

  1. 「目を見張る」とは
  2. 「目を見張る」の例文
  3. 「目を見張るものがある」という表現
  4. 「目を見張る」の類語
  5. 「目」に関する言葉
  6. 「目を見張る」のまとめ

「目を見張る」とは

「目を見張る」とは、「目を大きく見開く顔の動き」を表す言葉です。「驚き」や「感動」を表す時に使います。その他に、稀ですが「怒り」の感情を表すこともあります。

もともと、「見張る」という言葉には二つの意味があります。一つは「目を大きくして見つめる」ということ、もう一つは「注意深く目を配って警戒をする」という意味です。「席を離れるから、荷物を見張っててね」という風に使います。

「目を見張る」の例文

  • 舞台での彼女の美しさには、思わず目を見張った。
  • その絵は、目を見張るほどの出来栄えで驚いた。
  • あまりにも豪華な部屋に案内され、目を見張るばかりだった。

このように、「目を見張る」は驚きや感動を表していることがわかります。対象となる物事が、「すぐれている」「大きな変化がある」という時に使います。一方で、ネガティブな場面で使われることもあります。
 
  • 彼の部屋の散らかりようには、目を見張った。
  • 食事中の彼女の行儀の悪さには、目を見張るばかりだ。

このように、こちらの「目を見張る」には、驚きと共に呆れや怒りが含まれています。相手に対して失望や苛立ちを感じ、目を見開いて感情を表しているのです。

「目を見張るものがある」という表現

よく使われる表現で、「目を見張るものがある」というものがあります。例えば、このような状況で使います。
 

  • 彼の運動会での活躍は、目を見張るものがあった。
  • 彼女のダンスは誰よりも切れがあって、目を見張るものがある。

このように、「目を見張るもの」とは「一見の価値がある」「素晴らしい」など、感嘆の気持ちを表していることがわかります。従って、「彼のだらしなさには目を見張るものがある」など、非難や落胆を表す時に使うのは間違いです。

ややこしいですが、「目を見張る」ポジティブとネガティブの両方の意味で使われ、「目を見張るものがある」ポジティブな意味でしか使われないということです。

「目を見張る」の類語

「驚き」と「感心」を表す言葉
 

  • 瞠目(どうもく)
「目を大きく見開いて感心する」という意味です。「瞠」という字には、「見つめる」「驚いて見る」という意味があります。

「驚き」を表す言葉
 
  • 瞠若(どうじゃく)
「驚いて目を見張る様子」を表します。同じ意味で「瞠然」(どうぜん)という言葉もあります。
 
  • 目を丸くする
「驚いて目を見開き丸くなる」という意味です。
 
  • 目をぱちくりする
「ぱちくり」とは、まばたきの音を表しています。「驚いて目を見開き、まばたきをする」という意味です。

「目」に関する言葉

「目」は、動物にとって重要な器官のひとつです。光を感じ、物を見ます。「目」を使った言葉は数えきれないほどありますが、日常でもよく使われるものをご紹介します。
 

  • 目が覚める
「眠りからさめる」という意味です。この他にも、「迷いが溶けて本心に立ち返る」「すばらしさにはっとする」という意味もあります。「彼の言葉で目が覚めた」「目の覚めるような美人」という風に使われます。
 
  • 目を細める
目を細くすると、にっこりとした笑顔になります。「嬉しいことがあったり、愛らしいものを見たりして、嬉しそうな表情をすること」という意味です。
 
  • 目を奪う
「すっかり見とれさせること」という意味です。「あまりの美しさに目を奪われる」など、すばらしく魅力のあるものに対して使います。

「目を見張る」のまとめ

日常生活で、「目を見張る」ほどの物事はあまり起こらないかもしれません。もし驚いたとしても、そのリアクションを控えめにする方が多いのではないでしょうか。

しかし、本当に心が動いた時は、思い切り目を見開いて驚いてみてもいいかもしれません。素直に表現することで、その驚きはより深く心に刻まれるのではないでしょうか。


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