「追伸」とは?意味や使い方をご紹介

手紙やメールで、書き忘れたことがあったときなどに使う「追伸」。「PS」とも書きますが、どういう意味なのかご存知でしょうか?使い方に注意が必要な場面もありますが、知らないことも多いかもしれません。この記事では、「追伸」について解説します。

目次

  1. 「追伸」とは?
  2. 「追伸」使い方
  3. 手紙での「追伸」
  4. ビジネスメールでの「追伸」

「追伸」とは?

「追伸(ついしん)」とは、手紙などで、最後に付け加えて書かれた文章のことを言います。通常は、手紙の文章の後、宛先や差出人の名前を書いた後に、追伸の文章が付け加えられます。

追伸の文章の頭には、「追伸」「追」「P.S.」などの文字が置かれます。「P.S.」は英語で、追伸を表す「postscript」の頭文字から来ています。

「postscript」とは?

「postscript」は、ラテン語の「post」と「scriptum」という言葉に由来しています。ラテン語の「post」は英語の「after」や「later」という意味の言葉で、同じく「scriptum」は「write」という意味の言葉です。

英語で「追伸」を表記する場合、「ps」「p.s.」「PS」「P.S.」などの書き方があります。英語では、省略を表すピリオドは、すべて表記するかすべて表記しないかのいずれかが正しいとされているため、「P.S」や「ps.」はあまり使われることがありません。

また追伸を重ねるときに、日本語で「追追伸」「追追追伸」と書かれるのと同じように、「PPS(post post script)」「PPPS」と書かれることもあります。

「追伸」使い方

一般的な手紙の形式で、「追伸」は次のように使われます。

拝啓

晩秋の候…(以下本文)

敬具

令和〇年〇月〇日
鈴木花子様
田中一郎

追伸 お正月には、ご家族で帰省されるのでしょうか。その際には、ぜひ我が家にもお立ち寄りくださいね。

手紙での「追伸」

手書きで書かれた手紙の場合、後から書き忘れたことがあることに気がついても、その部分を本文の中に足して入れ込むことは難しいものです。そのため、最初から文章を書き直すよりも簡単に文章が加えられる「追伸」が使われています。

手書きの手紙における「追伸」注意点

目上の人に宛てた手紙の場合は、追伸で終わらせるのは失礼なことであるとされています。そのため、マナーとして、目上の人あての手紙には追伸を使わずに、最初から手紙を書き直すことが推奨されています。

また、災害や病気のお見舞い、結婚のお祝いの手紙などでは「追伸」は使ってはいけないとされています。不幸が重なる、結婚が重なるということをイメージさせるからです。

ビジネスメールでの「追伸」

手書きの手紙で、「追伸」が途中に書き忘れたことを入れ込むことが困難なために使われることを考えると、後から文章の途中挿入が簡単にできるEメール等では「追伸」は不必要なようにも感じられます。

ですが、ビジネスシーンなどのメールでも、「追伸」は使われることがあります。主に、メール本文の内容とは関係のない余談や報告、お礼などを伝える目的で、その「追伸」を好意的に受け取ってくれるような、良好な関係を築いている相手に使われます。

ビジネスメールでの「追伸」の使い方

  • 追伸 弊社そばの公園の桜が見ごろとなりました。また、お花見をご一緒できることを楽しみにしております。
  • 追伸 先日の土曜日のお子様の運動会、良いお天気に恵まれて何よりでした。また、親子競技でのご活躍のご様子などお聞かせください。
  • P.S. 来週から北海道へご出張と伺っております。本格的な寒波の到来が予想されているようですので、どうぞ暖かくしてお出かけください。

ビジネスメールにおける「追伸」注意点

本来、書き直しが簡単にできるメールで追伸を使う場合、書き直しが面倒なので追伸を使ったと相手にとらえられる可能性もあります。そのため、別の用件を伝えたりするときには、追伸は使わないでメールを書き直すほうが良いでしょう。

メールで「追伸」を入れる場合は、本文や名前の後に入れます。本文と名前の間に追伸を入れることも見られるようになってきてはいますが、ビジネスでは避けたほうが無難なようです。

また、ビジネスシーンでも、目上の人へのメールでの「追伸」は失礼ととられる場合があります。そのため、目上の人への「追伸」は、目上の人からのメールに「追伸」があった場合のみ、「追伸」で返信するにとどめておいたほうが良いでしょう。


人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ