「引き続きよろしくお願いします」とは?意味や使い方を英語表現も含めてご紹介

「引き続きよろしくお願いします」は、社会人にとっては重要な言い回しですが、目上や取引先にはより丁寧な言い方が必要です。グローバルな時代、英語での表現も知っおてきましょう。今回は「引き続きよろしくお願いします」の意味と使い方を英語表現も含めご紹介します。

目次

  1. 「引き続きよろしくお願いします」とは?
  2. 「引き続きよろしくお願いします」の使い方
  3. 「引き続きよろしくお願いします」の丁寧な言い回し
  4. 「引き続き」と「今後とも」の違い
  5. 「引き続きよろしくお願いします」の英語表現

「引き続きよろしくお願いします」とは?

「引き続きよろしくお願いします」は、継続関係にある仕事や組織などにおいて、とりかかっている案件を進めるプロセスのなかで、相手に送るメールや直接の面談などの最後や別れ際などでの「結びの言葉」です。

「引き続き」は、この場合は「すぐ続いて」という意味の副詞です。「よろしくお願いします」は、相手に便宜をはかってもらったり、なにかをしてもらうときなどに、適切な配慮を願う気持ちをこめた定型的な挨拶語です。

上記の2つの副詞の意味が理解できれば、「引き続きよろしくお願いします」は、これからもこの仕事(作業など)へのご尽力をお願いします、という願いをこめた挨拶であることがわかりますね。

「引き続きよろしくお願いします」の使い方

「引き続きよろしくお願いします」の使い方として、気をつけなくてはならないのは、それを使う相手がどのような立場にあるか、ということの判断です。なぜなら、「お願いします」は特別に丁寧な表現ではないからです(※より丁寧な言い回しについては後述します)。

仕事の相手がたとえ自分より下の立場であったとしても、取引先であった場合「お願いします」では失礼にあたります。子会社の年下の社員などの関係なら可、というところ。基本的には身内のやりとりで使うくらいが無難と理解しましょう。

また、もう一つのポイントは「継続中の案件」のみに使うということです。一度きりの仕事が完結したあとの挨拶では用いません。

「引き続きよろしくお願いします」の例文

  • 夏合宿のコーチを引き受けてくれてありがとう。日程も中盤ですが、引き続きよろしくお願いします。
  • 納品が遅れこんだとのこと。二度目の納期は守って頂きたく、引き続きよろしくお願いします。
  • 従弟会の今年の旅の幹事、お疲れ様。引き続きよろしくお願いします。

「引き続きよろしくお願いします」の丁寧な言い回し

仕事や組織においては取引先や交渉先、人間関係においては目上の存在などに使うさいには、「引き続きよろしくお願いします」をより丁寧な言い回しとしなければ失礼にあたる可能性があります。

「引き続きよろしくお願いいたします」は、一段階丁寧さが増す表現です。さらに「引き続きよろしくお願い申し上げます」とすれば、丁寧さが増します。重要な取引先などにはこの表現が必須です。

親しい友人関係などでは、上2つの表現がよそよそしく感じられる場合があるかもしれませんが、たいていの場合、丁寧すぎることに弊害はありません。「~いたします」「~申し上げます」のどちらかを用いるほうが、良い印象を相手にもたらすことでしょう。

「引き続き」と「今後とも」の違い

「引き続き」と混同されやすいのが「今後とも」という表現です。やりとりが継続中の場合、「引き続き」も「今後とも」も両方使うことができます。

しかし、その仕事や交渉が終了し、差し当たって、次のやりとりがもうない場合には、「引き続き」ではなく「今後とも」を使います。

仕事や作業のやりとりは今回で終わりとなりますが、またなにかの機会がありましたら、よろしくお願いします)という、次につなげる期待をこめた結びの挨拶です。たとえその気がなかったとしても、相手には、よいお付き合いだった、というポジティブな終止符になるでしょう。

「引き続きよろしくお願いします」の英語表現

「引き続きよろしくお願いします」という、ほどほどの丁寧さの表現に対応する、ごく一般的な英語表現は、Thank you for your continued support.です。continuedは、継続される、supportは支援、手助け、という意味をもちます。

今後継続されることになるサポートにThank youと感謝をのべてしまうのは性急と感じるかもしれませんが、相手の今後の仕事や行為に前もって謝辞を占めすことで、「今後ともよろしく~」と同様のニュアンスを醸し出すことができます。

さらに丁寧な表現

さらに丁寧な、「引き続きよろしくお願いいたします」に対応する英語表現は、I appreciate your continued support.が挙げられます。

appreciateは、感謝する、の丁寧な表現です。「~申し上げます」というさらなる丁寧表現には、I would appreceiate~と、丁寧さを表す仮定法過去の助動詞wouldを添えるのも良いでしょう。

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