「まんざらでもない」とは?意味や使い方をご紹介

「まんざらでもない」という言葉をご存知でしょうか。本当はとても気に入っているのに、それを素直に表現したくなくて「まんざらでもない」態度を取ったという経験があなたにもあるかもしれません。ここでは、「まんざらでもない」の意味や使い方をご紹介します。

目次

  1. 「まんざらでもない」とは?
  2. 「まんざらでもない」の使い方
  3. 「まんざらでもある」とは言わない

「まんざらでもない」とは?

「まんざらでもない」(満更でもない)とは、「必ずしも悪くない」という意味の言葉であり、「意外に良いさま」「気に入ったさま」を婉曲的に(遠回しに)言う言葉です。

ある物事について「マイナスではない」と言うにとどまらず、むしろ「プラスである」と言い含める言葉であると捉えましょう。

「満更」とは

「満更」(まんざら)とは、「まったく」「まさに」「ひたすら」という意味の言葉(副詞)です。現代語では「まんざら~ない」のように打消しの語を伴うことが多く、「必ずしもそれと決まっているわけではさま」を表します。

具体的な使い方は、「まんざら悪い気はしない」「まんざら嘘ではなさそうだ」など。ただし、「まんざら」という言葉自体の由来ははっきりわかっていません。

「まんざらでもない」の使い方

「まんざらでもない」は、主に人の様子、表情、気持ちなどを指して、「少なくとも悪くは思っていないさま」や、「むしろ(意外と)良いと思っているさま」について使います。

「微妙だけど、まあダメというほどではない」という「許容」のニュアンスであることもあれば、積極的ではないにせよ「意外と良い、気に入った」という「好意的」なニュアンスであることもあり、両者の境は流動的です。

しかし、いずれにせよ肯定的な意味に傾いており、「本当はとても気に入っている」のに、それを素直に口にせずに「まんざらでもない」態度を取る人もいます。

例文

  • 新人の部下に指導するのは大変な仕事だが、「先輩」と呼ばれて頼られるのは、まんざらでもない気分だ。
  • 不幸な出来事で家や財産や家族を失う人々に比べたら、自分の人生はまんざらでもないと言えるのではないだろうか。
  • いつも気取っている彼だが、異性からデートに誘われたときには、まんざらでもない顔を浮かべていた。

「まんざらでもある」とは言わない

「まんざらでもない」は副詞の「まんざら」が「でもない」で打ち消されて一体となった慣用表現ですので、「まんざらだ」や「まんざらでもある」とは言いません。

もし、「まんざらでもない」の反対の意味を表現したい場合は、遠回しにではなく直接に「好きだ」「気に入った」などと言うのがよいでしょう。


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