「ふよそく」の意味とは?2チャンネルのまとめを含めてご紹介

世の中に溢れるさまざまな情報のすべてをチェックすることはできませんから、「まとめサイト」が収集してまとめた情報を閲覧する人も多いでしょう。「ふよそく」もそんなサイトの一つです。今回は「ふよそく」の意味や、ほかの2チャンネルまとめサイトについてご紹介します。

目次

  1. 「ふよそく」とは
  2. 「ふよそく」の記事と「相互RSS」
  3. おもな『2ちゃんねる』まとめサイト
  4. 「キュレーション」とは

「ふよそく」とは

「ふよそく」とは、『2ちゃんねる』(現在の『5ちゃんねる』)の記事をまとめたサイトの一つ『ふよふよ速報』の略称です。

2010年に「ふよ速管理人」によって開設されたサイトで、家族ネタなどを中心とした記事がまとめられています。

「ふよそく」の記事と「相互RSS」

「ふよそく」の記事のリンクをクリックすると、別のまとめサイト(『ワロタあんてな』『不思議.net』など)に遷移します。これは「相互RSS」機能によるものです。

「RSS」とは

「RSS」(Really Simple Syndicationなどの略)とは、ニュースやブログなどの更新情報を配信することができる文書のフォーマットのことです。

フォーマットはバージョンによって異なりますが、「RSSリーダ」(またはフィードリーダ)というツールによって、その更新情報を取得することができます。

「相互RSS」とは

「相互RSS」とは、複数のサイトがお互いにRSSを設定することです。たとえば、サイトAとサイトBが相互RSSを設定している場合、サイトAの最新記事aは自動的にサイトBでも取得されます。逆に、サイトBの最新記事bは自動でサイトAにも表示されるのです。

このように、相互にRSSを設定することで、記事を補い合って内容の充実を図っているまとめサイトも多くあります。

おもな『2ちゃんねる』まとめサイト

まとめサイトの多くは、ブログ形式をとっています。サイトの構成の自由度や、動画埋め込み等の操作の簡便さからよく用いられている形式です。

『痛いニュース(ノ∀`)』

『痛いニュース(ノ∀`)』は、タイトル通り「痛い」ニュースをまとめています。ここで言う「痛い」とは「(比喩的に)打撃を受ける」という意味でもあり、ネットスラングとして用いられている「みっともない・恥ずかしい」などの意味でもあるようです。

『ガハろぐNews』

『ガハログNews』(略称:ガハろぐ)は、幅広いジャンルについて、管理人が気になったニュースをまとめたサイトです。

『ハムスター速報 2ログ』

『ハムスター速報 2ログ』(略称:ハム速)は、ネタ・炎上スレッドや芸能・時事ネタなどを中心にまとめているサイトです。コタツに入ったハムスターのイラストがアイコンは、見覚えのある人もいるでしょう。

『暇人速報』

『暇人速報』(略称:暇速)は、アダルトネタや漫画・アニメ、画像・アスキーアート(AA)などを中心にまとめています。「ひまりん」というマスコットキャラクタが設定されており、2020年現在で12年続いているサイトです。

「キュレーション」とは

「キュレーション」(curation)とは、「情報を収集してまとめる。それを分類したりつなぎ合わせて新しい意味や価値を与えること」という意味です。キュレーションをする人のことを「キュレータ」(curator)と呼びます。

「キュレーション」は、プログラムによってネット上から情報収集したものよりも、無駄が少なく選別のセンスも良いということで、需要が高まっています。

「ふよそく」をはじめとする『2ちゃんねる』のまとめサイトも「キュレーションメディア」の一種です。

まとめ記事の投稿サービス

「ふよそく」のようなサイトを立ち上げなくても、ユーザがまとめ記事を投稿できるサービスも存在しています。有名なのは、『Twitter』記事のまとめを作成できる『Togetter』<トゥギャッター>、Webサイトや各種SNSの記事のまとめを作成できる『NEVERまとめ』でしょう。

なお、『NEVERまとめ』については、2020年9月30日にサービス終了することが発表されています。

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